トレードインスピーカーとは、純正スピーカーと同じ取り付け位置に、何の加工もすることなく付けかえられる市販スピーカーのことである。近年、このトレードインスピーカーがオーディオチューンの最初の一歩とも言われ始めている。
純正スピーカーでもそこそこの音は楽しめる。しかし、ヘッドユニットの出力や機能が年々向上しているのに対し、純正スピーカーの進化は遅く、その性能を完全に発揮させることができないスピーカーがいまだ多い。そこで、各オーディオメーカーでは、車のタイプごと、純正スピーカーと同形状のスピーカーながら、大幅に出力性能を向上させたスピーカー、“トレードインスピーカー”を販売するようになった。
取り付けは純正スピーカーを外し、その位置に同じように取り付けるだけで、自分でも簡単に交換作業ができる。これだけの作業ながら、音の違いは歴然。トレードインスピーカーは、5000円程度のものから、3万円以上するものまであり、価格の差は性能の差と思って良いだろう。今後高出力のヘッドユニットに交換する予定があるならば、多少ランクの高いものをつけておけば、スピーカーはしばらく交換しないで済むはずだ。
いきなりオーディーオ全部を付け替えるだけの予算がないというユーザーや、初めてのオーディオチューンというユーザーにも、トレードインスピーカーへの交換には是非とも挑戦してもらいたい。これだけでも音は数段良くなるし、これに飽き足らなくなってきてから、ヘッドユニット交換に挑戦してみれば良いからだ。 |