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メルセデスベンツ Aクラス / 1998年~
ボルボ V40 & S40
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モデル概要
コンセプト&ヒストリー
コンパクトなボディに高級セダンの居住性
 AクラスはM・ベンツが初めて作ったFFコンパクトカー。そのコンセプトはメルセデスらしく革新的なものとなっている。
 まず居住性。3605mmという全長はトヨタのヴィッツと変わらないが、合理的なパッケージングの採用で、セダンのM・ベンツCクラスと同等の居住空間を確保。
 そして衝突安全性。フロアを二重構造にすることによって、側面衝突などに対する安全性を強化。Eクラスに匹敵する衝突安全性能を確保している。ちなみにこの二重構造フロアは、燃料電池の搭載スペースにもなり、燃料電池車の開発車両としても活躍している。
 導入当初は1.6LのA160だけだったが、後にホイールベースを170mm延長して居住性を高めたA160Lと、1.9Lエンジンを搭載するA190などを追加。新車価格は225万円からという300万円を切る設定で、手の届きやすいM・ベンツとして人気を得ている。
特徴~メカニズム・インテリア&エクステリア
安全性を重視した構造と機構を採用
 M・ベンツが初めて作った横置きエンジンのFF車だけに、パワープラントはまったくの新作。直列4気筒SOHCエンジンを前方に59度傾け、前席の足元に半分もぐりこませるように搭載している。これは衝突安全性を高めるための配慮。前面衝突時には、エンジンがドライバー足元の床下へ潜り込むように落下することで、居住スペースへ侵入しないようになっている。
 トランスミッションは5速ATで、メルセデス流ジグザグのシフトゲートを採用。Dレンジからシフトレバーを左右に倒すとシフトアップ&ダウンが可能なティップシフト機構を装備する。
 また、安定性を高めるため、全車にESPを装備している。ESPとはエレクトロニック・スタビリティ・プログラムの略。クルマが不安定な挙動を見せると自動的にエンジン出力を絞り、必要な車輪にブレーキをかけて、スピンやコースアウト、横転などを抑えてくれるシステムだ。
←床下は二重になったサンドイッチ構造を採用した。衝突時でもエンジンは居住空間へ侵入しにくい
タイヤが四隅に配された安定感のあるスタイル
 スリーポインテッドスターが輝く、押し出しの強いラジエターグリルを採用するフロントマスクは、まごうかたなくベンツ顔。
 ボンネットからフロントガラスに延びるラインは連続した曲面で、全体にかたまり感のあるシェイプだ。しかも四隅に追いやられたタイヤが、踏ん張り感を強調している。サイドウインドウの構成も個性的で、イメージスケッチをそのまま市販車にしたような印象だ。
 インパネは楕円を多用したデザインで、色使いは明るめの上品なもの。フロントガラスがはるか前にあるため、ダッシュボードの上が広々と空いている。
 リアシートには110mmのスライド機構を採用するほか、1対2の分割で折り畳みが可能。さらに取り外しもできるため、乗員や荷物の量に合わせてフレキシブルに対応できる。ロングホイールベースのA160Lは後席ドアが長くなっており、乗降性も一枚上手だ。
←インテリアは楕円や曲線を巧みに使うことで、柔らかいイメージのインパネに仕立てられている
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メルセデスベンツ Aクラス / 1998年~
(2003.09.25)

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