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フォルクスワーゲン パサート 1997年〜2006年
フォルクスワーゲン パサート
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モデル概要
コンセプト&ヒストリー
パサート フロント
パサート リア
日本市場におけるVWの最上級セダン
 ドイツの大衆車メーカー、フォルクスワーゲンの最上級モデルがパサート。本国では6L12気筒エンジンを搭載するフェートンが最上級に君臨しているが、SUVのトゥアレグを除けば、日本市場ではパサートがフラッグシップモデルとなる。
 歴代パサートの位置づけは、BMWの3シリーズやメルセデスのCクラスより「ちょっと下」という感じだったが、5代目になってからは、それらと堂々と対決しようという意気込みが感じられるようになった。
 特に2001年秋以降は、排気量も上級にシフトし、最上級グレードには4L W型8気筒エンジン搭載の4WDモデルを導入するなど、独自の路線でプレミアム性の向上を狙っている。
 全長×全幅は、4700mm×1745mmと、トヨタのマークUとほぼ同じ。BMWの3シリーズよりも23mm長い。ボディスタイルはセダンのほか、ステーションワゴンも設定されている。
特徴〜メカニズム・インテリア&エクステリア
独自のシリンダー構造でエンジンの小型化に成功
 パサートのメカニズムでユニークなのは、なんといってもエンジンだろう。1.8Lがオーソドックスな直列4気筒であるほかは、独特のシリンダーレイアウトを採用している。
 2.3Lエンジンは、V型5気筒。しかもVバンク角が15度という狭角で、4気筒並みのコンパクト化を達成している。また2.8LエンジンはオーソドックスなV6だが、バンク角は通常の60度ではなく90度。これにより、やはり4気筒並みの全長を実現しているのが特徴だ。
 さらにユニークなのは、4Lの8気筒エンジン。15度挟角のV4エンジンを、さらにV形に組み合わせたW型8気筒とすることによってコンパクト化を達成。それほど広くないパサートのエンジンルームに、4Lエンジンの搭載を可能にした。
 駆動方式はFFがメインだが、フルタイム4WDの「4モーション」もラインナップ。4Lモデルは4モーションのみとなる。
パサート W8 4モーション
←V4エンジンをさらにV形に組み合わせた4L W型8気筒エンジンを搭載するモデルもラインアップに用意
ドイツ車らしさを感じる上品で精巧な仕上がり
 パサートのデザインには、無印良品的な良さがある。ラジエターグリルに「VW」のマークが付かなければ、どこのメーカーのクルマかわからないほどだ。
 トランクリッドを高めに設定したハイデッキのデザインは、空力を追求したボディの定石だが、ルーフは大きなアーチを描いており、斜め後方から見たスタイルは、クーペのようにスタイリッシュだ。
 Cピラーを1本とせず、後部ドアの後ろにも小さなウインドウガラスを設けたことによって、軽快感もうまく演出されている。
 インテリアにも、オーソドックスながら上質感が漂っている。なだらかなアーチを描くメーターバイザーは、ルーフラインと共通するイメージ。アナログのメーターも見やすい。
 後期型からは内装品質も高められ、最廉価グレード以外はウッドパネルが標準装備となっている。本革シートはV5以上のモデルで選べるようになった。
パサート インパネ
パサート シート
↑全体的にインテリアはシンプルなデザイン。各スイッチ類は人間工学に基づいてレイアウトされている
↑フロントシートはサイドの張り出しが大きめでホールド性も高い。格納式のアームレストも前後に装着
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フォルクスワーゲン パサート 1997年〜2006年
(2004.03.04)

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