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フォルクスワーゲン ボーラ 1999年〜2006年
フォルクスワーゲン ボーラ
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モデル概要
コンセプト&ヒストリー
VW ボーラ フロント
VW ボーラ リア
個性的な外観デザインが高いプレミアム性を表現
 フォルクスワーゲンが現在ラインナップするセダンの中で、最も小さいのがボーラ。小さいといっても、全長×全幅×全高は、4375mm×1735mm×1445mmと、トヨタカローラとほぼ同寸だ。
 しかも日本仕様のエンジンは、最も小さいモデルでも2Lあるから、エントリーモデルというより「このサイズだから」選ぶという位置づけとなっている。
 ベースとなったのはゴルフIVで、プラットフォームやエンジンなど、多くの部品をゴルフと共用しているが、ガラリと変わるデザインによって1ランク上のプレミアム性を表現している。
 フォルクスワーゲンというとゴルフのイメージが強力なため、存在としては地味だが、パッケージングやボディのしっかり感、操縦性の良さなどは、ゴルフをも凌駕する水準にある。
特徴〜メカニズム・インテリア&エクステリア
2.3Lエンジンには独特な形状のV5を採用
 ボーラのメカニズムで最もユニークなのはエンジンである。廉価グレードの2Lこそ、一般的な直列4気筒SOHCだが、2.3LはV型5気筒、2.8LはV型6気筒を採用している。しかもこのV型エンジンが普通のV型ではなく、バンク角15度という極端な挟角を採用しているのだ(V5は72度、V6は60度を採用するのが一般的)。
 2.8Lエンジンは、最大トルク270N・m(27.5kg-m)を発生。ボーラの車格には過剰感さえあり、事実、強大なトルクを前2輪では受け止めきれず、「4モーション」と呼ばれるフルタイム4WDシステムと組み合わせて搭載されている。
 トランスミッションは、2Lエンジン車が4AT、2.3Lエンジン車が5ATで、2.8L車は6MTのみの組み合わせ。5ATは手動変速モード付きだ。
 サスペンションは、フロントがストラット、リアがツイストビーム式だが、2.8L車のみマルチリンク式を採用する。
VW ボーラ V6 4モーション スタイル ←V6 4モーションには2.8L V6エンジンを搭載しており、最高出力204ps、最大トルク27.5kg-mを発生
どんなシーンにも馴染む端正なデザインを採用
 ボーラはかつてのジェッタやヴェントの後継となるが、それらが「ゴルフにトランクを付けました」というデザインだったのに対し、まったく印象の異なるデザインが与えられている。
 全体のフォルムは、ショートノーズ&ハイデッキという現代型FFセダンとしては定番のスタイルを採用する。
 フロントマスクは水平基調の端正なもので、上級のパサートやフェートンなどと共通のイメージ。地味と言われればそれまでだが、デイリーユースからフォーマルな場所まで、違和感なく溶け込む。
 内装は高級感にあふれており、プレミアムセダンと呼ぶにふさわしい。インパネに採用される木目パネルは、模造品ではなく本物のウォールナット。2L以外は本革シートが標準となる。
 インパネは外観同様、骨太感があるオーソドックスなものだが、メーターのデザインなどは、意外とスポーティだ。
VW ボーラ インテリア VW ボーラ シート
↑センターパネルにウォールナットウッドパネルを用い、本革ステアリングホイールなども採用している
↑フロントシートには高さ調整機能を装備。リアシートにはキーロック付きの分割可倒式シートを採用する
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フォルクスワーゲン ボーラ 1999年〜2006年
(2004.05.06)

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