品質への自信が生む さらなる保証の充実
今、中古車業界では保証の充実がトレンドになっている。かつてディーラーならではの魅力だった保証付き販売は、もはや当然のものといっていい。
ただ、気になるのはその中身だ。前に書いた保証のネットワークによるメリットに加え、今やディーラーの保証はタイヤやブレーキパッドなどの消耗品や油脂類を除いたすべてのパーツを1年間走行無制限が常識になっている。エンジンやミッションなどの駆動系のパーツやエアコン、ナビゲーションなどの電装系のパーツまで保証の対象となる。
もともとディーラーでは中古車の品質が高く、その点保証が付けやすい。つまり、保証は品質への自信の表れなのだ。整備体制の充実度も考えれば、同じ保証付きでも大きな差があるはずだ。ただし、違法改造車など一部のクルマは保証の対象外となることもある。 |
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保険商品だから コスト面も有利に
ディーラー保証は、さらに進化し始めている。中古車の購入と同時に有料で付けられる延長保証の登場だ。
これまでは、保証修理がディーラーの予算内で行われる以上、その内容には限度があった。
そこで考えられたのが保険会社との提携による保険商品としての延長保証だ。トヨタの「ロングラン保証α」や、ホンダの「ホッと保証プラス」などがその例。
年式や車種により延長保証の金額は異なるけれど、以前は考えられなかった長期間の広い保証が得られるようになった。現場のメカニックにとっても、保険を使って修理に取り組めるのでパーツの調達も早くなり、ユーザーのもとへ一日も早くクルマを戻すことができるのだ。 |