自動車の歴史をひもとくとき、その端緒となる自動車メーカーがダイムラー・ベンツ社である。ゴットリープ・ダイムラーが率いる研究室とカール・ベンツの会社は互いに自動車の開発に凌ぎを削っていたが、1926(T15)年に2社が合併し、ダイムラー・ベンツ社を設立した。同社はエンジンの開発だけではなく、安全性の面でも時代をリードしてきたメーカーである。ステリアングの衝撃パッドをいち早く導入したり、率先してエアバッグやABSを組み込んだりしている。現在でも、その姿勢に揺るぎはない。
スポーティとエレガントの2つの顔をもったベストセラーセダン
190から数えて4代目となるM・ベンツのコンパクトセダン。外観は旧型と比べシャープでスポーティなデザインとなった。ボディ幅を1.8mに抑えつつも広い室内には、長距離移動を考慮したシートを装着。様々な操作をダイヤル式コントローラーに集約した、COMANDシステムも採用される。スポーティな仕様のアバンギャルドは、スポーティモデルの象徴であるスリーポインテッドスターをグリル中央に配置したデザインに。高級感ある仕様のエレガンスは、セダン伝統のグリルやクロームトリムなどを採用する。可変ダンパー(セレクティブダンピングシステム)や車速感応式ステアリングなどによって、乗り心地と俊敏さを両立させた。(2007.6)
メルセデス・ベンツ Cクラスのフルモデルチェンジ一覧
M・ベンツのフラッグシップモデル
メルセデス・ベンツのラインナップの最上級に位置するフラッグシップモデル。2005(H17)年10月に登場した新モデルはさらにひと回り大きくなったボディを採用。ダイナミックなイメージを強調した外観デザインやダークウォールナットウッドパネルによる高いクォリティをもつインテリアなどが特徴。エンジンは3.5LのV6と5.5LのV8でいずれもDOHC。V8を搭載するS500にはロングホイールベース仕様も用意される。メルセデス・ベンツらしい高い安全性を備えるのもポイントで、パフォームセーフ、プリセーフ、パッシブセーフ、ポストセーフを統合したプロセーフを取り入れた。(2005.10)
メルセデス・ベンツ Sクラスのフルモデルチェンジ一覧
グローバルスタンダードのアッパーミドルセダン
M・ベンツのラインナップの中心に位置する主力モデルがEクラス。ミディアムクラスと呼ばれた時代から、世界のクルマのスタンダードともなってきた。2002(H14)年6月に登場したモデルは、より洗練されたスポーティでエレガンスな外観デザインの中に、電子制御のセンソトロニックブレーキなどメルセデスならではの最新技術を結集し、走行安定性、機能性、快適性、安全性を大幅に進化させた。エンジンはいずれも3バルブのSOHCで、2.6Lと3.2LのV6、5LのV8の3種類となる。全車にティップシフト付きの電子制御5速ATが組み合わされる。(2002.6)
メルセデス・ベンツ Eクラスのフルモデルチェンジ一覧