ミニのデビューは1959(S34)年。英国ローバー社の前身であるBMCからオースチンセブンとモーリスミニマイナーの名でリリースされたのが始まりだ。その後、数々のマイナーチェンジを繰り返しながら、約40年間にわたって生産され続ける。2001(H13)年にはBMWブランドのニューミニが登場。開発はBMW側と旧ローバー側のスタッフが共同で行い、生産は英国のオックスフォード工場が担当している。初代と同様にニューミニも進化の歩みを止めていない。今後も様々な改良を施す予定だ。
新設計されたエンジンで燃費とパワーを両立
先代のデザインコンセプトを継承、内外装とも見た目の印象はさほど変わらない。実際は、屋根以外のボディパネルがすべて新設計になるなど一新され、全長は約40mm長くなり安全性能も向上した。BMWが開発した新エンジンが採用され、クーパーにバルブトロニック機構付き1.6Lの直4DOHC、クーパーSにハイパワーな直噴1.6Lの直4DOHCターボを搭載する。ATはパドルシフト付きステアリングを装着。足回りは先代を踏襲するが、リアサスペンションロッドを軽量化し乗り心地が向上。エンターテインメント・システムの表示と操作機能が追加されたセンターメーターは大型化したが、センターコンソールは細身になり足元スペースは拡大した。(2007.1)
ミニ ミニのフルモデルチェンジ一覧
独創的なデザインで広く大きくなった“ミニワゴン”
3ドアハッチバックのミニをベースに全長を240mm、ホイールベースを80mm延ばし、後席とラゲージを広くしたのがクラブマン。英国で狩猟の際に使われるシューティングブレークをコンセプトに取り入れたという独特なスタイルをもつ。リアハッチは左右に開く観音開きのスプリットドアを採用。右側ドアには進行方向と逆に開き、後席への乗降性を高めるクラブドアが追加される。広くなった室内は後席の足元が80mm延び、ラゲージ容量は260〜930Lが確保された。エンジンはクーパーに可変バルブ制御を採用した120psの1.6L、クーパーSにはツインスクロールターボを装備した175psの1.6L直噴を搭載。ミニ同様、多彩なオプションと内外装色を用意。(2007.10)
ミニ ミニクラブマンのフルモデルチェンジ一覧
サンルーフにもフルオープンにもなるソフトトップ
ミニを幌タイプのソフトトップ仕様に仕上げたのがミニコンバーチブル。いつでもオープンにした状態で走ることを基本に開発された。電動式のソフトトップはわずか15秒と非常に短い開閉時間を実現。このソフトトップは前端部だけを開閉できるサンルーフ機能も備えている。室内には大人4人がしっかり座れる4シーター設計がなされていて、万一の横転時に乗員を守る高強度アルミニウム製のロールオーバーバーを装備している。クーパーには1.6LのNA、クーパーSには1.6Lのスーパーチャージャー仕様が搭載され、5MT/6MT/CVTと組み合わされる。(2004.9)
ミニ ミニコンバーチブルのフルモデルチェンジ一覧