世界屈指の高級車ブランドのロールス・ロイス。その歴史は出資者のチャールズ・S・ロールズと技術者のフレデリック・H・ロイスの出会いから始まった。創業は1906(M39)年。31(S6)年にはベントレーを傘下に加え、会社の規模を拡大する。第2次世界大戦後も高級車メーカーとして確固たる地位を維持し続けるが、ドイツ勢の高級車戦略などによって次第にシェアを落とし、経営状態は悪化していく。そして98(H10)年にはBMWに買収された。現在はロールス・ロイス・モーターカーズ社を新設し、ファンタムなどの高級車を生産している。
贅を尽くしたドライバーズオープン
高級車ブランド、ロールスロイスのオープンモデル。サルーンのファントムがショーファーカーなのに対し、こちらはドライバーズカー。ファントムより短い新設計のボディは、ロールスロイスの伝統を踏襲しつつ、コンセプトモデル100EXのデザインを受け継ぐ。重量を抑えつつ剛性を高めるため、BMWの工場で生産されるアルミ製スペースフレームシャーシを採用。ドアはスタイリングと後席の乗降性向上のため、後ろ側にヒンジが付く前開きのコーチドア。贅を尽くした内装は、水滴を拭きやすいリッジのないシートなど雨にも配慮されている。ソフトトップ裏地にカシミアを混ぜた生地が張られ、リアフードカバーにチーク材が使用されるなど、細部にまで余念がない。(2007.5)
ロールスロイス ファントムドロップヘッドクーペのフルモデルチェンジ一覧
最新の素材を使った最高級モデル
世界最高級のクルマを作ることで知られる伝統的な自動車メーカーがロールスロイス。本来は英国の会社だったが、経営が悪化したため90年代からドイツBMWの傘下に入った。グッドウッドを拠点に再スタートを切った後で登場した最新モデルがファントムで、4ドアセダンのボディは全長が6m、全幅が2m、全高は1.7mに達する堂々たるサイズをもつ。ボディパネルの90%をアルミ化しているが、それでも車両重量は2600kgに達する。エンジンはBMW製の6.7LのV12で、6速ATと組み合わされる。インパネの全面をウッドパネルで覆うなど独特の高級感が演出されている。(2003.10)
ロールスロイス ファントムのフルモデルチェンジ一覧
ロールスロイス コーニッシュのコメント準備中
ロールスロイス コーニッシュのフルモデルチェンジ一覧