ホンダ フィットシャトル予想イラスト|ニューモデル速報

ホンダの看板車種であるフィットのワゴン版、フィットシャトル。その新型の情報をお届けする。

スポーツワゴンに進化するフィットシャトル

エンジンはフィットと共用

3代目となる現行フィットは全世界での販売を視野に入れて開発された。そのフィットに加え、クロスオーバーSUVのヴェゼルがデビューし、タイやインドなどで販売されているシティとともにグローバルコンパクトシリーズを構成している。

グローバルモデルではないが、ご存じのとおりフィットには派生ワゴンのシャトルもラインナップされている。広い荷室を有するハイブリッドワゴンとして支持され、縮小傾向にあった国内ワゴン市場を再び拡大させた牽引役であった。

そのフィットシャトルが、モデルチェンジに向けて水面下で動いている。当然、シャシーなどの基本コンポーネンツは新型フィットから流用され、おもに後ろ半分が作り替えられてワゴン化される。現行モデルと同じく、おそらくリアドアまではフィットと共用されるため、クォーターウインドウ(トランク部のサイドウインドウ)から後方が専用デザインとなるだろう。

方向性としては、精悍なスポーツワゴンとなる可能性が高い。フィットのボディサイドに配された彫りの深いプレスラインをどう継承&活用するかが見ものだ。縦長コンビランプもアレンジされたうえで踏襲されるだろう。ワゴンならではの広いラゲージスペースが確保されることは言うまでもない。

パワートレインは1.5L直噴および1.5Lハイブリッドがラインナップされる。後者にはアトキンソンサイクルエンジンと7速DCT、リチウムイオン電池が組み合わされ効率の良さが追求されるはずだ。一方、ガソリン車では改良された最新のCVTによってキビキビした乗り味と優れた燃費が両立されそうだ。

※2014年2月25日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

現行フィットシャトルは、先代フィットの前後オーバーハングを伸ばして作られたワゴン。ハイブリッドが用意されて話題となった

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フィットファミリーに新たに加わったコンパクトSUVがヴェゼル。フィットとともにグローバルコンパクト市場で活躍することを目指して開発された世界戦略車だ

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予想発表時期2015年3月
全長×全幅×全高4415×1695×1540(mm)
搭載エンジン1.5L 直4+モーターほか
■Photo&Text/マガジンX編集部