トヨタ 平成版ヨタハチ予想イラスト|ニューモデル速報

2013年11月に紹介した「トヨタ 平成のヨタハチ」の新情報を入手した! スペシャリティカーにとって重要な“走り”の実験が行われているようだ。

平成のヨタハチ続報をお届け

アクア短縮版をFR化してテスト中

平成版ヨタハチは、トヨタのスポーツカーラインナップにおいて、86の下に位置付けられるコンパクト2ドアクーペ。デザインに関しては模索中のようだが、すでにシャシー開発用の試作モデルがテストコースを走っているようだ。

驚くことに、そのベースにはアクアが用いられている。コンパクトFRクーペとかけ離れたアクアだが、関係者によると「ホイールベースを切り詰めて短縮。そこにプロペラシャフトを載せてFR化している」という。これを使って、車の挙動などを試しているわけだ。

パワートレインは鋭意開発中の1.2L直4ターボとなる。しかし、そのままではスペシャリティカーにふさわしくないためか、ヤマハにチューンを依頼して出力を上げ、現状でも130ps前後に達しているようだ。組み合わされるトランスミッションは86用の6速MTとなるようだ。

足回りは贅沢なことに専用開発されている。フロントはストラット式、リアはダブルウィッシュボーン式と86と同じだが、86のサスペンションは3ナンバーボディへの搭載が前提のため、平成版ヨタハチには適していないと判断されたのだろう。

アクアが試作モデルのベースとなっているのには、もうひとつ理由がある。ハイブリッド車の設定を見据えているのだ。重い2モーター式ではなく、エンジンが主体の1モーター式が検討されている。縦置きされた直4エンジンの後方にモーターが加えられ、加速時のアシスト役として力を発揮することになるだろう。なお、平成版ヨタハチは2016年末から2017年前半の発表が計画されている。

※2014年3月25日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

5ナンバーとなるであろう平成版ヨタハチは、シャシー開発が先行しており、デザインは検討段階だ。素晴らしいルックスに仕上がることに期待したい

5ナンバーとなるであろう平成版ヨタハチは、シャシー開発が先行しており、デザインは検討段階だ。素晴らしいルックスに仕上がることに期待したい

以前にお伝えしたとおり、平成版ヨタハチは川崎重工に生産が委託される可能性もある。もし実現すれば、エンジンをヤマハが、生産をカワサキが手掛けることに

以前にお伝えしたとおり、平成版ヨタハチは川崎重工に生産が委託される可能性もある。もし実現すれば、エンジンをヤマハが、生産をカワサキが手掛けることに

予想発表時期2016年12月
全長×全幅×全高3950×1695×1300(mm)
搭載エンジン1.2L 直4ターボ
■Photo&Text/マガジンX編集部