「ETC」がさらに進化!? 『ETC2.0 』でカーライフが充実するかも
カテゴリー: トレンド
タグ: 女性向け / 男性向け / 主婦向け / 学生向け / シニア向け / 成人向け / 大家族向け / 家族向け / 一人暮らし向け / 単身向け / カップル向け / 独身向け / 装備
2016/02/03
2016年にはETCがさらに進化するかも!?
2000年4月に試行運用が始まったETCサービスは、16年が経過して、交通インフラのひとつとして完全に定着した。ETC総合ポータルサイト「Go!ETC」によると、全セットアップ件数の累計は、2015年12月末時点で5216万9752台(セットアップ完了済の車載器に再度セットアップをした総件数を除く)。
自動車検査登録情報協会による、平成27年9月末の自動車保有台数は8117万1563台なので、実に約64%の車に設置されている計算になる。ちなみに、国土交通省の最新資料によると、平成26年3月の高速道路での利用率は89.7%にも上るという。
そんなETCだが、2016年にはさらに進化して便利になるかもしれない。キーワードは4月以降に予定されている『ETC2.0』の新サービス開始だ。『ETC2.0』とは、これまでの料金収受に加えて、道路側のアンテナであるITSスポットとの高速・大容量、双方向通信が可能になり、世界最先端の道路と車の協調サービスが提供されるとのこと。
ちょっとピンとこないかもしれないので、もう少し具体的にできることを紹介しよう。ひとつは、広範囲の渋滞・規制情報提供や安全運転支援など様々なサービスが受けられるようになる。
『ETC2.0』ならタイムリーに渋滞情報がわかる
例えば、今、走っている道路の合流地点情報や出口情報などをタイムリーに告知したり、最大1000km分の道路交通情報を元に、最適ルートをETC2.0対応カーナビに反映したりできるようになるのだ。
また、カーブ先の見えない渋滞やトンネル入口等の渋滞、積雪や霧などの状況などの危険の注意喚起や大災害時の通行可能ルートの提供などもしてくれる。
さらに今後は、渋滞を迂回する経路を走行したドライバーを優遇する措置なども計画中。例えば、首都圏では都内を経由せず圏央道を利用したルートでは料金の2割引が予定されている。
日常のカーライフも『ETC2.0』で便利になるかも
また、道路以外でもドライブスルーや駐車場、ガソリンスタンドでの料金決済、観光地での情報提供、店舗での顧客管理なども予定されており、さらにカーライフが便利になることが予想される。
この『ETC2.0』のサービスを受けるには、ETC2.0対応車載器の購入、セットアップおよび取付けが必要になる。車載器には、モニターのついた「カーナビゲーション連動型」、モニターはなく音声で情報を伝える「発話型」、接続したスマートフォンのモニターを利用する「スマートフォン連動型」がある。
一般財団法人ITSサービス高度化機構では、2016年3月31日までに再セットアップしたユーザー先着10万名に、最大2700円を助成する「ETC2.0 再セットアップサポートキャンペーン」を実施している。これを機会に、『ETC2.0』の導入を検討してみてはどうだろうか。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- 【PR】コスパ最強ミニバンの筆頭格、先代セレナ e-POWER。現役パパが1週間乗ってわかった超便利ポイント
- 安全装備に関心を持つ人が増加中! 走りが得意なスポーツカーの安全性は!?【中古車購入実態調査】
- 車兼トランクルーム!? 荷物を車にストックする人増加中!【中古車購入実態調査】
- 中古車もエコ・SDGsの時代! ハイブリッドのシェアがガソリン車を猛追中【中古車購入実態調査】
- 購入後の楽しみはカスタマイズ!?車のリノベサービスも見逃せない!【中古車購入実態調査】
- 7人乗りの車オススメ16選|ファミリーに人気のミニバンや選び方・ポイントを解説!
- 新興勢力から定番へ大躍進! 猛スピードでシェアを拡大するSUV【中古車購入実態調査】
- BMW 2シリーズグランツアラーの中古車価格が半年で約50万円ダウン! 7人乗り輸入ミニバン、今オススメの選び方は?
- チャイルドシートは何歳まで(いつまで)必要? 義務年齢や法律、免除されるケース、選び方を紹介!
- ジュニアシートは何歳から? いつまで必要? オススメの人気商品も紹介!【アカチャンホンポ監修】