「男三十代、家族持ち」にとってのクルマ選びは少々難しい
己の道楽と家族LOVEの双方を満足させるような選択肢はないものか…
そんな思いを抱くニッポンのパパたちに贈るファミリーカーの新提案!
クルマも遊びも子育ても、楽しむことをモットーに日々を送る
33歳の現役子持ちライターが、リアルで切実な考察を基に紹介する

03 小さくまとまろうとする男にだけはなるな

シボレー タホLS

シボレー タホLS|ファミリィカー真基準
フルサイズボディと広大な室内から
感じる“ アメリカ”の心地よさ
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僕は1974年生まれの33歳。いわゆる団塊ジュニア世代なわけだけど、同世代の中には、けっこうアメリカンカルチャーやアメリカンプロダクツに憧れをもっている人が多いような気がする。もちろん僕もそんな人間の一人だ。ここで紹介するのは、2008年2月から正規輸入が始まった現行モデルのシボレー・タホ。巨大なボディサイズに大排気量のパワフルエンジン。はっきり言って、時代の流れに逆行するようなセレクトではある。それは認める。しかし、それがイコール“悪”だとは思わない。大切なのは、そういった問題意識をもった上での使い方なのだ。

とはいえ、この手のクルマは前述のゴルフやボルボに比べて、家計を預かる嫁の認可を受けるのは格段に難しい。嫁的に「無駄なクルマ」であることは百も承知。でも、好きなものは好きだし、どうせなら“フルサイズ”にこだわりたい。あの存在感と車内の雰囲気というか漂う空気感は、独特のものがある。BGMはAM810、FEN。FENを聴きながらこの手のクルマに乗ると、高速道路がロス郊外のハイウェイに、都内のちまちました道路がダウンタウンにも思えるから不思議。気分はジャック・バウアー…みたいな。

話をタホに戻すと、フルサイズボディって、やっぱりそれだけですごい。今回紹介しているタホは“LS”というグレードなのだけど、乗車定員はなんと9名!しかも、+α荷物だって積載可能!! ドイツ車のSUVとは、剛性感とか細部の質感とか197度くらい違う。そのどこかあっけらかんとしたテイストは、乗っていてとても心地いい。あっちこっちに装備されたドリンクホルダーなんて、「どんだけでかいボトル入れるねん!」と思わず突っ込みを入れたくなるけどね。

撮影には、そのすごさをうちの奥さんに実感し、読者諸兄にもわかってもらおうと、ママ友3人+子供3人+フラットコーテッドレトリーバーのレフアくんを連れてピクニックに行ってきた。ホントにこれだけの人間と犬一頭と荷物を載せて「5分で着くから我慢して」なんてこともなく、快適なドライブを楽しめてしまうのだ。これには、奥様連中はいたく感激していて、「こんな使い方ができるクルマなら“誰か”がもっていてもいいわね」だって。う~ん、敵の牙城はなかなか厳しいぜよ。でもやっぱり、アメリカン・フルサイズSUVは、一度は所有してみたいクルマだ。欧州車とはまるで違った魅力に、あふれている。
Kid's Impression
野球のチームメイトみんなで乗りたい
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Mom's Impression
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Report/ 前島大介
※この記事は、インポートカーセンサー1号(7月26日発売)の特集をWEB用に再構成したものです