▲見積書の中身は冷静にきちんと確認しておこう ▲見積書の中身は冷静にきちんと確認しておこう

契約を結ぶ前こそ、冷静に内容を確認しよう

商談も終わり、あとは契約を結ぶだけ、という段階では特に注意が必要。たいていは「もうすぐあの車が家に来る……」と舞い上がってしまうからだ。

ここでは落ち着いて、まず見積書の中身をきちんと確認したい。また、できれば候補の車は複数台用意して、それぞれから見積書をもらい、比較検討するくらいの気持ちで。なにしろ高価なものを買うのだから、それくらい慎重に行おう。

また、保証付きの車は保証の中身の確認を行うこと。保証をめぐるトラブルが増えているが、多くは購入者が保証内容をきちんと確認していなかったことによるものだ。

確かに保証書にはたくさんのことが書いてあり、契約時に隅から隅まで目を通すというのは大変かもしれない。それでも以下の点に関してはきちんとハンコを押す前に確認を。さらに、せめて納車までにはすべてに目を通しておきたい。
 

見積書で確認したい項目

■自動車税
年度途中で購入した場合、登録の翌月から年度末まで納めるが、その金額が合っているか。前オーナーがすでに納税済みの場合は、新ユーザーが年度末までの未経過分を支払うのが一般的。もし請求されていたらそれが「未経過分の相当額」という扱いなのか確認。

■自動車取得税
たいていは高級車でも初度登録から6年たてば自動車取得税はゼロになる。それが請求されている場合は、その車がビンテージカーなど何かしら理由があるので聞いてみよう。

■自動車重量税
車検残がある場合は請求されることはないので確認を。

■消費税
中古車を購入する場合、車両本体価格と販売店手数料に消費税がかかる。しかし、税金や法定預かり費用、自賠責保険には消費税はかからない。これらにかかっていないか見ておこう(自動車税と自賠責保険料の未経過相当分には消費税がかかる)。

なお、一部の福祉車両では消費税が非課税となる。非課税対象の福祉車両かどうか、詳しくは販売店、または各市区町村の税務署に確認しよう。

■自動車リサイクル料金
プライスボードには自動車リサイクル料金が車両本体価格に含まれているのか、別途必要になるのか記載されている。それと同じであるか確認しよう。

■車検整備費用
車検残のない中古車で「車検整備付」と表示されている場合は、車検整備費用が車両本体価格に含まれているはず。別途整備費用が発生していないか、いるならその整備内容を聞いてみよう。車検残のある中古車にはこの車検整備費用は不要だ。

■納車費用
自分で販売店に行く場合は、基本的に納車費用は不要。この費用がかかるとすれば車を販売店に輸送する費用などが考えられるので、その内容を聞こう。
 

保証書で確認したい項目

■保証期間や走行距離
保証は「購入後12ヵ月または1万km」というように、ある一定期間または距離を走るまで受けることができる。この期間と距離をまずは把握しておくこと。また忘れがちだが、保証期間のスタートはいつなのかということも合わせて聞いておこう。

なお、カーセンサーnetでは「1ヵ月または1000km」以上を保証とし、必ず保証書が発行されることが条件となっている。あるいは「メーカー新車保証継続」をもって保証とする場合は、残期間が「1ヵ月または1000km」以上あることが条件になっている。

保証の有無については、「保証付」「保証別」「保証無」と分けて表示している。

「保証付」:無料で保証が付いていることを示す。新車保証が付いている場合は、保証の継続に必要な定期点検整備の費用が車両本体価格に含まれる。

「保証別」:保証を有料で付けられることを示す。新車保証が付いている場合は、保証の継続に必要な定期点検整備の費用が車両本体価格に含まれない。

「保証無」:保証が付かない車を示す。

■保証される部品や工賃
保証の対象となる部品は販売店によって異なる。走るために最低限必要な部品だけのところもあれば、バッテリーやランプなど消耗品まで保証してくれるところもある。それらは保証書に必ず書かれているので、そこは目を通しておきたい。

また「バッテリーは交換するが工賃は有料」というケースも多い。保証で部品を交換する場合、工賃はどうなるのかもチェックが必要だ。さらに保証のための修理をどこなら受けられるのかも確認しておこう。販売店によっては提携先の工場で受けてくれることがある。

■保証の対象外となるケース
例えば保証部品に「タイヤ」と書かれていても、釘を踏んでタイヤがパンクした、という場合は保証の対象外だ。跳び石によるウインドウのヒビ割れも同様。その辺のことも保証書に書かれているのだが、だいたいどんなことなら保証の対象外なのか、書かれている場所はどこなのかを販売店に聞いておくといい。

ちなみに地震や台風、水害による被害もほとんどの場合、保証の対象外になる。

■費用の負担範囲
保証期間中にエンジンが故障して動けなくなったとする。その際に販売店へ車を搬送するために勝手にロードサービスを呼んだら、その費用は? その場から家に帰るときのタクシー代は? これらも保証書には書かれているはずだ。もし書かれていなければ逆に販売店に聞いておきたい。
 

カーセンサーが提供する保証サービスについて

カーセンサーでは、中古車専用の長期保証制度「カーセンサーアフター保証」を用意している。保証期間中は、走行距離や修理回数、累積での修理金額の上限なく(輸入車を除く)、万一の故障の際の修理費用を負担する。

詳しくは「カーセンサーアフター保証ガイド」で確認を。
 

text/カーセンサー編集部