日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、2015年8月7日から9日にニュルブルクリンクで行われる第43回AvDオールドタイマー・グランプリ(OGP)において、ポルシェ959の30回目の誕生日を祝います。

数々のスポーツカーおよびレースカーに並んでポルシェが展示する車両には、パリ-ダカール・ラリーで優勝するなど数々の伝説を誇るポルシェ959と、その後継車であるカレラGTおよび918スパイダーも含まれます。展示を締め括るのは、今年、ル・マン24時間レースにおいて17回目となるポルシェの総合優勝を果たした919ハイブリッドです。もうひとつのハイライトは、8月8日(土曜日)午後2時にポルシェ クラシックの展示ブースで行われるレジェンドドライバー、ジャッキー・イクスのインタビューとサイン会です。

ポルシェ クラシックからはエキスパートチームが、ポルシェのクラシックモデルを所有するオーナーに修理および適切な部品の選定に関する疑問に答えます。ポルシェ クラシックは現在、ポルシェ クラシック・ラジオナビゲーションシステムなど、52,000点を超える純正部品およびアクセサリーを在庫しています。このナビゲーションシステムはポルシェ専用に開発され、最先端のテクノロジーとクラシックなデザインを組み合わせ、1-DINスロットを装備するすべてのクラシックモデルに取り付けることができます。14,000㎡を超えるポルシェ エリアでは、最近発見された1964年モデルの901のドライブトレーンおよびポルシェミュージアムの車両も展示されます。さらに、現行のコレクションを揃えたポルシェ ドライバーズセレクションのイベントトラックに加え、ポルシェ エクスクルーシブおよびテクイップメントの展示も予定されています。


スーパースポーツカー、ポルシェ 959の30年

959は、30年前にラリーおよびサーキットで幾度となく勝利を重ねました。このスーパースポーツカーは、テクノロジープラットフォームとしてデビューし、世界最速の市販車として292台が生産されました。ポルシェ社内で開発された革新的なシーケンシャルターボチャージャーとインタークーラーを搭載した2.85リッター水平対向6気筒エンジンは450PSを発揮しました。駆動系には、1984年のパリ-ダカール・ラリーで勝利したポルシェ953でテストされた6速ギアボックスおよび電子制御トランスアクスル4WDが採用されています。ポルシェ クラシックは、1986年のパリダカールで優勝したラリーバージョンの959に加え、公道仕様のモデルも1台展示します。カレラGTおよび918スパイダーとともに、959はポルシェがスーパースポーツカーをテクノロジープラットフォームとする考え方を現在まで維持してきたことを証明します。

ポルシェ クラシックは、ツッフェンハウゼンに拠点を置くスポーツカーメーカーであるポルシェの一部門で、一般的に10年以上前に生産が終了した車両のメンテナンスを担当します。ポルシェ クラシックのサービスは、車両のケア全般と技術文書を含み、純正部品の供給と再生産、さらに完全なレストアまでを行います。現在ポルシェは、クラシックカーのサポートおよびオーバーホールを行う世界中のポルシェ センターにおけるポルシェ クラシックパートナー認定拠点を100箇所にまで拡充しています。ポルシェの顧客は、これらのパートナーからポルシェ クラシックの全サービスを受けることができます。このようにして、ポルシェはモダンクラシックカーおよびビンテージカーのケアと価値の維持を総合的なサービスコンセプトに組み込み、ポルシェの伝統と革新を密接に結び付けています。

日本では現在、ポルシェ センター青山 世田谷 認定中古車センターおよびポルシェ センター名古屋の2拠点が、ポルシェ クラシック パートナーとして認定されています。ポルシェ クラシックに関する詳細な情報および提供される部品については、以下のURLをご覧ください。
http://www.porsche.com/japan/jp/accessoriesandservice/classic/