ロータス エキシージS|ニューモデル試乗

ドライバーは超絶に楽しいけど、狭いし乗り降りも大変って、究極のわがままでしょう。でも意外と乗り心地がいいのはロータスらしいところ。サーキットの狼のロータス ヨーロッパよろしく、フェラーリやポルシェなどの高価なスーパースポーツを追い回したい人にオススメ!

このプラットフォームの最終進化形は高速域も激速!

容貌からただ者じゃない感が漂いまくり

発表から2年も待たされたエキシージS。昔のグループCカー風の容貌からただ者じゃない感が漂いまくりだが、エンジンも3.5L V6 スーパーチャージャーで350psと、このプラットフォームには過激と思えるほどだ。だってメインのバスタブ形モノコックは1996年デビューで当初は122psだからね。

リアのサブフレームを全面新設計してV6を搭載。従来の1.8L直4スーパーチャージャーの260CUPと比べると、90ps増だけど車両重量が270kgも重くなっていて0→100km/h加速は0.1秒短縮しただけ。4秒というのは十分に速いとはいえ、パワーアップしても車両重量増を伴うのでちょっと飽和しちゃってる感じもする。

これならスーパースポーツも圧倒するかも!?

とかなんとか少し斜に構えていたのだが、乗ってみたらコレがかなり興奮モノだった。

まずエグゾーストノートがシビれる。エグゾーストにフラップが付けられていて、スポーツモードにするといかにもヌケのいい甲高いサウンドに!

ロータスの手にかかるとトヨタ製エンジンもここまでレーシーになるのかとあらためて驚くほどだ。0→100km/h加速は260CUPと大差ないものの、最高速は26㎞/h高の271km/hになっているので高速域での伸びに迫力がある。

それ以上に感動的なのが高速コーナーでの抜群の安定感だ。サスペンション回りが頼もしいのは走り出してすぐにわかるが、空力もいいのでハイスピードになるほど路面に吸い付いていく感覚。

これなら2000万円級のスーパースポーツも圧倒するかも!?

V6エンジン搭載のためにホイールベースは70mm延長されている。さらに安定性を高めるため前後トレッドは42mm拡大

V6エンジン搭載のためにホイールベースは70mm延長されている。さらに安定性を高めるため前後トレッドは42mm拡大

ロータスらしさを感じさせるシンプルなインテリア。セットオプションのスポーツシートにはスエードとレザーの2パターンが用意される

ロータスらしさを感じさせるシンプルなインテリア。セットオプションのスポーツシートにはスエードとレザーの2パターンが用意される

エヴォーラにも搭載されるトヨタ製V6エンジン。ハロップ製のスーパーチャージャーを備え、ロータスがチューンを施したものだ

エヴォーラにも搭載されるトヨタ製V6エンジン。ハロップ製のスーパーチャージャーを備え、ロータスがチューンを施したものだ

SPECIFICATIONS

グレード EXIGE S
駆動方式 FR
トランスミッション 6MT
全長×全幅×全高(mm) 4080×1800×1130
ホイールベース(mm) 2370
車両重量(kg) 1180
乗車定員(人) 2
エンジン種類 V6DOHCスーパーチャージャー
総排気量(cc) 3456
最高出力[ps/rpm] 350/7000
最大トルク[N・m/rpm] 400/4500
車両本体価格(万円) 850
Tester/石井昌道 Photo/向後一宏