フェアレディZ | 日本初の280psエンジンを搭載
海外でもZカーと呼ばれ、世界中に多くのファンをもつスポーツクーペで、1989(H1)年に登場した4代目となるモデルだ。5ナンバーサイズだった先代よりグッと低くワイドに変身し、3ナンバーサイズの堂々たるボディの持ち主。パフォーマンス面でも大幅な進化を見せており、国産車初の280ps3LのV6ターボエンジン、VG30DETTを搭載するとともに、4輪マルチリンクサス、リアビスカスLSD、アルミキャリパー&対向ピストンタイプのブレーキなど、走るための装備を惜しみなく投入した。エンジンはターボのほかNAも用意。ボディは2シーターと2by2、Tバールーフ車も設定された。(1989.7)