クーペ顔負けの走行性能をもつリアルオープンスポーツ

ホンダ S2000|日刊カーセンサー

ソリッドで切れ味鋭い走りで人気を獲得

1999年にデビューしたS2000は、ボディの骨格となるフレームに剛性の高いハイXボーンフレーム構造を採用し、クローズドボディ並みの剛性を獲得。その切れ味鋭い走行特性と相まって、高い人気を誇った。

前期型が、レッドゾーンは9000回転からという高回転エンジンを搭載し、NAながら最高出力は250psでリッター当たり125psを達成。2005年のマイナーチェンジ以降の後期型では、低中速から力強い走りが得られるよう、2.2Lに排気量を拡大している。

ホンダ創立50周年記念として29年ぶりに販売された貴重なFRスポーツだったが、スポーツカー路線の縮小もあり、惜しまれつつ2009年の8月に生産終了となっている。

ワイルドスピードX2で、デヴォン青木演じるスーキーがヴェイルサイドのエアロを装備したピンク色のド派手なS2000を駆ったことや、映画のヒットの効果もあって、カスタムベース車としての人気を獲得している。

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