日産 ピノ | シトロエン BX | |
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86.1万円~115.2万円 | 新車時価格 | 237万円~369万円 |
ハッチバック | ボディタイプ | ハッチバック |
3395×1475×1500 他 | 全長x全幅x全高(mm) | 4235×1680×1365 他 |
658 | 排気量(cc) | 1579~1904 |
54 | 最高出力(馬力) | 89~145 |
FF、4WD | 駆動方式 | FF |
4名 | 乗車定員 | 5名 |
19.4~24km/L | 10.15モード燃費 | 6.6~9.4km/L |
女性をターゲットにしたシンプルな軽乗用車 スズキからOEM供給を受けて販売する軽乗用車。ベースは6代目アルトで、マツダにも同モデルがキャロルの名前で供給されている。無駄を省いたシンプルな装備内容で、ほとんどのグレードで100万円を切る低価格を実現した。低燃費性能も魅力の一つ。リア回りこそエンブレムだけの違いとなるが、グリルと一体のフロントバンパーには、日産小型車のアイデンティティである四角い穴が並んだ意匠を採用した。ホイールキャップも専用デザイン。内装ではキャラメル色のサイコロ柄シート生地を使用するなど、随所にアルトとの差別化が図られている。(2007.1) |
解説 |
シトロエンらしさを築いた名車 プジョーとの合併後、新世代シトロエンの旗頭として君臨し、歴史に残るモデルとなったBX。プジョー305のコンポーネンツを用いながらも、ミドルレンジセダン(5ドア)としては異例のロングホイールベースをもつ。サスペンションシステムにはシトロエン独自の世界である“ハイドロニューマチック”を取り入れるなど、今日のシトロエンらしさを築き上げた名車である。とはいえ、その個性的なスタイリングに触れずに話は始まらない。プジョーとの合併後の混乱期に企画されたBXはスタイリングを社外に委託することになった。委託先はイタリアの有名カロッツェリア、ベルトーネ社。実際にエクステリアデザインを担当したのは、当時ベルトーネに在籍し、ランボルギーニカウンタックやディアブロで名を馳せたM・ガンディーニだった。あくまで直線を基調とするスタイリングは、極めて個性的。日本への輸入は1984年から。当初は16TRSのMT車のみであったが、後に19TRSやブレーク、GTIといった仕様を追加。AT車も用意され、ラテン車として日本市場で最も成功したモデルとなった。(1989.9) |
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