安全に関する基本的な点検をしてから販売する責任（さわじいさんのクチコミ投稿）

買い物や介護の足として家内が使用するため、費用を安く抑えるために「現状」で良い、と了承して購入した。購入車には概ね満足しているが、３点ほど、会社に改善を求めたい。 ①ブレーキオイルの漏れ 購入して一週間も経たない内に「インフォメーションパネル」に「走行継続できません」との表示。日が経つにつれ次第に表示頻度が増していくので、工場のあるホンダディーラーへ持ち込んだところ、一カ所のブレーキオイルバルブが緩んでおり、オイルが漏れて、極めて少なくなっていた、とのこと。ある程度日（年）数が経過していると思われ、ホイール内のオイル汚れやオイル飛沫による内部塗装のはげなどもあり、今後交換するとよいのではとの助言。 「現状」を選択したのは私なので、多少の修理や交換はやむなしとも思う。しかし「ブレーキ」という、ことによると自他の命にかかわる部分の不具合がすぐに発生するというのはいかがなものか、と思う。 N-WGNには予防安全の思想が生かされており、警告が発せられ、ブレーキを修理できたことは良かった。しかし、ブレーキオイルというのは容易く減る物ではないのに頻繁に警告が出るレベルまで少なくなっているというのは、明らかに異常だし、例え、顧客が修理することになるとしても、「こんな異常がありますよ」という助言があれば良かったと思う。 担当者によると、フェニックスの販売方針は、オークションで仕入れた車輌については「オークションでの評価」を信じ、「現状販売」の場合は（石川小松店は工場併設がないので）特に何の点検もせずにそのまま引き渡すのだとか。 確かに費用は安く上がるし、利益率も高くなるとは思う。だが、自動車は「命」を運ぶ物。運転や安全にかかわるチェックはした上で顧客に届ける役割が企業や販売店にはあるのではないだろうか。私の購入した車以外にも、実はとんでもない状態にある展示車が並んでいるのではないだろうか、とさえ思えてくる。フェニックスの企業理念や姿勢に疑問を禁じ得ない。 ②普通自動車税の還付分をどうするか 今回、私は、普通車を売却し、軽自動車を購入した。 フェニックスではこのケースでは｢どんなクルマでも７万円で買い取ります」と謳っている。 私の乗っていたのは１６年物で１８万キロ以上走行の古いコンパクトカー。普通は査定価格のつかない物である。 ネット上に表示されている｢支払総額｣から７万円が引かれるかというと、そうでないことは承知している。名義変更やら県外登録やらの費用が加算されるので、７万はほぼなくなってしまうどころかそれ以上に費用が嵩み、「見積書」には「支払総額」以上の金額が示されることになる。 ところが、ここで一つ疑問が生じた。普通車だと残月数によ還付される還付されるはずなのだが、その還付分は店の取り分ということになっているらしい。（そういう誓約書もあった） 下取りに出した車輌は４月に４万ほどの税金を払っているので、３ヶ月経過しているから単純計算で３万足らずが私に戻るはずではないか。見積もりには、その分の記載が全くない。 税金納入からほぼ１２ヶ月経過した車ならいざ知らず、本来購入者の取り分であるべき還付金を明瞭にしない、あるいは返さないというのは可笑しな話である。それに、顧客対応にも、著しく不公平な対応をしていることになる。 その点について店に尋ねると「不公平ではありますが、そうしているので」という返答。 少し納得がいかなかったので、お金で払え、とか全額とか言わないので、別の形で私の利得になるようなことはできないか、と申し出た。 数日して「オイルの交換とコーティング」をさせていただく、ということだったので、それをお願いした。誠実に対応はしてもらえたとは思うが、それが「相当額」になったかどうかはわからない。 フェニックスに限らず利益を得るための手段を工夫したり、似通ったシステムで販売したりしている企業はあると思うが、もし、この口コミを見られた方は参考にしてもらえるとよい。また私は不勉強なので、教えていただくことも大歓迎である。 ③高齢者への対応に一工夫を 私は高齢者である。視力聴力が衰えてきており、人の話がよくわからないこともある。 実は担当の方が４月に入社された方のため、いろいろ不慣れでもあると思うのだが、常にボソボソとした不明瞭な語り口で、内容が良く伝わってこないこともあった。 また、質問に対してもしっかりと断定した話し方ではなく、まだ他に何かあるのかな､と感じることもあった。①②などの内容も含めて、より分かり易い対応の仕方をしていただくと、高齢者としてはたいへんに助かると思う。