タウンカー | 全長5.5mのビッグアメリカン
古き良きビッグアメリカンカーのイメージを色濃く残すタウンカー。名前だけ聞くと街乗り仕様に思えるが、ボディサイズはなんと5.5mを超える。それでも1980年代に入って小さくなったというのだから、広大なアメリカの大地に驚くしかない。6ライト6人乗りのセダンスタイルを採るタウンカーは保守的なアメリカ人に好まれ、それゆえ公用車やタクシーなどに使われることが多い。駆動方式は伝統的なFR(後輪駆動)。リアサスはリジッドだが乗り心地がいいのは言うまでもない。搭載されるエンジンは4.6LのV8がメインだが、5Lモデルも導入されたことがある。(1989.11)