良かった点

・前後席の独立３席(後席左右にチャイルドシート×２プラス中央に大人が座れる、５人乗車で後席中央を倒せばスキー・スノボが積める)
・取り回し容易(車幅の割に全長短い)
・エンジンフィール(唸らない吹け上がり、４気筒ながら中高速では６気筒に匹敵する回転フィール)
・高速走行(直進性、接地剛性感、100km/h巡航からの加速)
・レアな絶版車(どこへ行っても一日にまず２台以上見かけない、24Sにはまだ出会ったことがない)
・個性的でまとまりのあるエクステリア(前後正面からは迫力あり、似た外観はメルセデスＢクラスのみ)
・フラットな床(横移動/乗降性)
・硬めのサス(ロール少ない剛性感とハンドリング)
・ワイドなインパネデザイン
・全席中央を倒した巨大アームレスト
・レギュラー仕様

気になった点

・シートの座面奥行きがやや短く慣れが必要
・ラゲッジルームにアンダートランクが欲しい
・ドアミラーがバックギア連動なのはよいが設定位置がよくキャンセルされる
・ドアの剛性感(バックドアが一番しっかりしている!?)
・燃費は期待しないほうがよい

総評

中古車を購入して1,000㌔ほど走ったところだが、絶版車のエディのレビューを見る方は中古車で購入検討している方と思うので、なぜエディにしたか？を中心にレビューしてみる。
後席にチャイルドシート×２プラス大人がきちんと座れることが必須条件で、当初はミニバンを中心に比較した。
ラフェスタ/プレマシー/フリード/ストリームあたりのＳサイズミニバンは実車を見ると３列目を常用するような車でないことが分かり×
セレナ/ステップワゴンは全長が長いわりに、２列目を倒さないと３列目に乗り込めないか、２列目をキャプテンにすると３列目に一人だけポツンと乗るケースが多いことに気づき△　さらに運転席に座った感じがどうしても乗用車でなくマイクロバスや商用バンを連想させられてしまった。

最後はセレナライダー・ハイスペックパフォーマンスと迷ったが、シートレイアウト、2.4Lエンジン、希少性、ボディサイズ、前後正面の迫力でエディに決めた。
エディはミニバンではなく、“ワイドハッチバック”という「固有種」の車だと思う。クラウン-5mmの車幅にシビックの全長という絶妙のパッケージングが、オーナーズカーぎりぎりのエクステリア＆ドラポジを確保しつつ、前後独立３席を実現している。

このパッケージングがもたらすデメリットも確かにあるが、それをはるかに超える個性への愛着と、絶版車の所有欲をかき立てられる一台だと思う。
※本日、HONDAオートテラス在庫の24Sは全国に１台のみの様子。。。

特徴

• ハンドリング
• 荷室広
• 信頼性