とりるさん(兵庫県)
投稿日: 2013年2月18日
4点
いすゞ自動車にとっては、アスカという車名のセダンは、この4代目アスカとその前モデルである3代目からは、いすゞ独自開発の車では無く、ホンダ自動車のアコードのOEMとして発売されていました。ですから、基本的な性能や車の魅力は、アコードに準じるところだと言えます。このアスカも、2.0リットルと1.8リットルの2種類のエンジングレードが備わっており、特に2.0リットルエンジンは、大変に出力豊かでなめらかな性能を持ったエンジンでした。更には、アコードのOEMならではの、ゆったりとした車格も大きな魅力。
更に、ホイールやエンブレムなどはいすゞ独自の物を採用されていましたが、このホイールが地味にいいデザインだったところも良かった点と言えます。
アコードOEMという形ですので、基本的には全ての面でアコードに準じる性能だと言えます。ですから、いすゞが開発し発売をしていたアスカという車独自の、きびきびとしてしっかりとした作りの車の面影はもうありません。それが、アスカという車の名前を思い出として残してらっしゃる方には、OEMで素晴らしい車になっているとしても、どこか寂しさを感じてしまうのではないでしょうか。
そう言った意味では、気になる点と言えます。
OEMを通して、エンジンに定評があるホンダの車を採用したことは、結果として、このアスカの価値を高めていると言えます。元々、しっかりとした作りの車ですから、街乗りはもちろんのこと、遠距離や高速走行に於いても、決して不安定になることもありませんし、豊かでなめらかなエンジンの恩恵もあり、ストレス無く運転することが出来る部分も評価できる点と言えます。
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