2018年10月以降に発売される新型車に対し、カタログ等への表示を義務付けられた燃費測定方法です。
WLTCモードは、「市街地」「郊外」「高速道路」といった3つの走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な試験方法です。WLTCモードにもとづく燃費(WLTCモード燃費)に加え、「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」の3つの走行モードによる燃費が表記されます。市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定しています。郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定しています。高速道路モードは、高速道路での走行を想定しています。
2009年10月1日以降に発売される新型車に対し、カタログ等への表示を義務付けられていた燃費測定方法です。
従来のカタログに表記されていた10・15モードとの違いは、まずエンジンが暖まった状態からのスタートで最高速度70km/hにおいて緩やかな減加速で測定していたのに対し、エンジンが冷えた状態からのスタートが加味され、最高速度も80km/hに引き上げられて測定されます。当然、減加速の測定も厳しいものとなっています。
新車で販売される車両のカタログでは、2012年まではJC08モード10・15モードとの併記が可能となっており、すでに販売中の国産車および、輸入車に関しては2014年まで移行期間が設けられています。
1991年に定められた燃費測定方法です。まずエンジンが暖まった状態からのスタートで最高速度70km/hにおいて緩やかな減加速で測定していたものです。
2009年10月1日以降に発売される新型車には、JC08モード燃費の表示が義務付けられ、すでに販売中の国産車および、輸入車に関しては2014年まで10・15モードからJC08モードへの移行期間が設けられています。