走る不動産

総合評価

5点

デザイン：: 5
走行性：: 5
居住性：: 2
積載性：: 3
運転しやすさ：: 4
維持費：: -

良かった点

【軽さは正義】
何しろ車体が軽い。
コンパクトセダン並の軽さ。
加速にも減速にもかなり作用している。

【必要十分なトルク】
NAエンジンの宿命である低速トルク不足。
実際市街地走行などでは全く不足を感じることは無い。むしろ3.2lの排気量からくるトルクと軽量ボディで扱いやすい。

【大人しくしていれば好燃費】
市街地と高速道路をゆったり流す程度で走っていると平均10kmほど。自制心があれば長距離移動も経済的。

【限界知らずの性能】
最新スポーツのようなパワーもハイテクデバイスもないが、その分自分の力量で走らせることが楽しい。
自分程度の腕では限界を見ることは出来ない。

気になった点

ライトが暗いくらい。
取り立てて問題も不満もない。

総評

総生産150数台のうちの1台がガレージにある。
それも名車NSXのタイプR。
これほど所有欲を満たせてくれる車はそうないと思う。
イタリアのスーパーカーのように飾っておくだけでいいと思うことも無く、
なにかにつけて運転したくなる、そしてアクセルを踏み込むたびに笑顔になる車。
この車に乗りたい、と誓ってからおよそ30年。
すっかりスポーツ走行がきつく感じる歳になってしまったが、生涯最後の車にふさわしいと思う。
と言うより値段が跳ね上がりすぎてもう別な車は買えない。