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中古車トップ > Carsensor Car Of The Year > Carsensor Car Of The Year 2015

今年1位に輝いたのは・・・・・・マツダ RX-8(初代)

中古車相場:20万~340万円
物件数:約540台(2015年12月17日時点)

マツダ RX-8(初代)を検索する

昨年の覇者CX-5を僅差でかわし唯一のNAロータリー車がトップに

今年最もユーザーが注目した中古車として、栄えあるイヤーカーの座を獲得したのは、 世界で唯一NAロータリーエンジンを搭載するマツダ RX-8だった。昨年の2位から順位を一つ上げてのカーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー受賞。 2位のマツダ CX-5とは、わずか2ポイント差だ。ユーザーの「欲しい=理想」と「買える=現実」が交錯したリアリティのある結果と言える。

自動車テクノロジーライター松本英雄が語る、RX-8の魅力

当時世界で唯一のロータリーエンジン搭載車、RX-7が生産を終了、代わって2003年に登場したのがRX-8です。今回ワインディングで改めて試乗を行いましたが、NAエンジンならではの回転の上昇の滑らかさと、フェラーリの12気筒のような官能的なサウンドは最高の一言。決して強力なパワーがあるわけではありませんが、意のままに操れる実に楽しいクルマです。
RX-8は見た目こそクーペですが、米国市場を睨んで観音開きの4ドア4シーターとなりました。日本では「ファミリーが乗れるスポーツカー」として販売されていただけに、後席も手は抜かれていません。良い意味で前後席のヒエラルキーのない、素晴らしいパッケージングです。発売当時も現在においても、ドライビングが楽しく、大人4人が乗れるFR車は多くありません。
独創的なロータリーエンジンと機能的なパッケージで自動車史的に独自の立ち位置を確立した希有な存在なのです。

写真/篠原晃一、尾形和美

人気トップ100 オールカタログ

今年カーセンサーnetに掲載があった6000モデルの上位100モデルを一挙大公開!ユーザーの注目を集め、中古車の中でも特に今年輝きを放ったトッププレイヤーたちを紹介しよう

  • 1位:マツダ RX-8(初代)
  • ポイント
  • 世界で唯一NAロータリーエンジンを搭載した4人乗りFRクーペ。後席の乗降性を高める観音開きドアを採用。MTだけでなくATも選べる。2012年6月に生産終了
  • マツダ RX-8(初代)を検索する
  • 2位:マツダ CX-5(現行型)
  • ポイント
  • 去年のイヤーカー。マツダが提唱する次世代技術であるスカイアクティブを全面採用した初のモデル。エンジンは2Lガソリンと2.2Lディーゼルの2タイプを用意
  • マツダ CX-5(現行型)を検索する
  • 4位:トヨタ ヴォクシー(現行型)
  • ポイント
  • 5ナンバーサイズの1.5BOXミニバン。3代目となる現行型は2014年1月に登場。2Lガソリンエンジンに加え、現行型から1.8Lエンジン+モーターのハイブリッド車も設定している
  • トヨタ ヴォクシー(現行型)を検索する
  • 5位:トヨタ ハリアー(現行型)
  • ポイント
  • 2013年12月に登場した3代目となる現行型。パワーユニットは2代目が2.4Lと3.5Lのガソリンだったのに対し、現行型は2Lガソリンと2.5Lガソリン+モーターのハイブリッドになった
  • トヨタ ハリアー(現行型)を検索する
  • 6位:ミニ ミニ(初代)
  • ポイント
  • BMWの手によって2002年3月に復活した新世代ミニの初代モデル。ボディは3ドアハッチバックのみ。1.6LエンジンはNAとスーパーチャージャーの2タイプ
  • ミニ ミニ(初代)を検索する
  • 7位:ホンダ ヴェゼル(現行型)
  • ポイント
  • 2013年12月に登場した現行型フィットベースのSUV。1.5Lガソリン車と1.5Lエンジン+モーターのハイブリッド車の2タイプがある。駆動方式はともに2WDと4WD
  • ホンダ ヴェゼル(現行型)を検索する
  • 8位:スバル レガシィB4(2代目)
  • ポイント
  • 4WD+水平対向エンジンを搭載するスポーツセダン。このモデルから3ナンバーサイズにボディが拡大した。エンジンは3位の4代目ツーリングワゴン同様だ
  • スバル レガシィB4(2代目)を検索する
  • 9位:日産 リーフ(現行型)
  • ポイント
  • 2010年12月に登場したEV専用モデル。ボディは5ドアハッチバックで乗車定員は5人。当初の航続距離は200kmだったが、現在は280kmまで走れる仕様もある
  • 日産 リーフ(現行型)を検索する
  • 10位:ダイハツ コペン(初代)
  • ポイント
  • 2012年8月に生産終了した軽の2シータ−オープン。約2年のブランクを経て2代目となる現行型が出ている。ルーフは電動開閉式と取り外し式の2タイプある
  • ダイハツ コペン(初代)を検索する
  • 11スバル レヴォーグ(現行型)
  • 12スバル インプレッサXV(現行型)
  • 13マツダ デミオ(現行型)
  • 14マツダ ロードスター(2代目)
  • 15スバル フォレスター(現行型)
  • 16三菱 パジェロミニ(初代)
  • 17スバル インプレッサスポーツ(現行型)
  • 18日産 エクストレイル(現行型)
  • 19BMW 3シリーズツーリング(2代目)
  • 20BMW 3シリーズ(2代目)
  • 21マツダ アクセラスポーツ(現行型)
  • 22スズキ ワゴンR(2代目)
  • 23レクサス CT(現行型)
  • 24スバル レガシィB4(初代)
  • 25BMW 1シリーズ(初代)
  • 26スズキ ハスラー(現行型)
  • 27フォルクスワーゲン ニュービートル(初代)
  • 28ヨタ アルテッツァ(初代)
  • 29BMW 3シリーズ(3代目)
  • 30スバル レガシィツーリングワゴン(3代目)
  • 31トヨタ エスティマハイブリッド(現行型)
  • 32トヨタ 86(現行型)
  • 33スバル レガシィアウトバック(初代)
  • 34ポルシェ 911(4代目)
  • 35ポルシェ 911(3代目)
  • 36レクサス IS(初代)
  • 36アルファロメオ アルファ147(初代)
  • 38マツダ ロードスター(3代目)
  • 39日産 スカイラインGT-R(初代)
  • 40ホンダ オデッセイ(2代目)
  • 41三菱 ランサーエボリューション(3代目)
  • 41トヨタ アリスト(2代目)
  • 43トヨタ ヴェルファイア(現行型)
  • 44ホンダ CR-Z(現行型)
  • 44ホンダ ステップワゴン(2代目)
  • 46BMW X1(初代)
  • 47マツダ ロードスター(初代)
  • 47ホンダ オデッセイ(現行型)
  • 47BMW Z4(初代)
  • 50スズキ ジムニー(初代)
  • 50アウディ TT(2代目)
  • 52日産 180SX(初代)
  • 53フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン(現行型)
  • 54マツダ アテンザワゴン(初代)
  • 55ホンダ オデッセイ(3代目)
  • 56日産 シルビア(3代目)
  • 57日産 GT-R(現行型)
  • 57ミニ ミニクロスオーバー(現行型)
  • 57トヨタ プリウス(3代目)
  • 57トヨタ MR-S(初代)
  • 61日産 スカイラインGT-R(3代目)
  • 61スズキ ワゴンR(3代目)
  • 63ホンダ N-BOX(現行型)
  • 64マツダ アテンザ(現行型)
  • 64ホンダ フィット(初代)
  • 66日産 セレナ(現行型)
  • 66マツダ RX-7(初代)
  • 68マツダ アンフィニRX-7(初代)
  • 68スズキ アルトラパン(初代)
  • 70日産 フェアレディZ(3代目)
  • 70ホンダ NSX(初代)
  • 70ポルシェ カイエン(初代)
  • 70トヨタ エスティマ(現行型)
  • 74トヨタ アルファード(初代)
  • 75スバル フォレスター(2代目)
  • 76ホンダ ライフ(3代目)
  • 77フォルクスワーゲン ゴルフ(4代目)
  • 77トヨタ アクア(現行型)
  • 77トヨタ MR-2(2代目)
  • 80ホンダ フィット(2代目)
  • 80ポルシェ ボクスター(現行型)
  • 82ホンダ S2000(初代)
  • 82スズキ ジムニー(現行型)
  • 84トヨタ プリウスα(現行型)
  • 84スバル フォレスター(3代目)
  • 84アウディ TT(初代)
  • 87日産 セレナ(3代目)
  • 87スズキ ワゴンR(初代)
  • 89トヨタ アルファード(2代目)
  • 90ポルシェ ボクスター(初代)
  • 90トヨタ ヴェルファイア(初代)
  • 90BMW 3シリーズツーリング(現行型)
  • 93日産 スカイラインGT-R(2代目)
  • 93三菱 デリカD:5(現行型)
  • 93ダイハツ タント(2代目)
  • 96ポルシェ 911(現行型)
  • 96ダイハツ ムーヴ(3代目)
  • 96BMW 3シリーズ(現行型)
  • 99ホンダ ステップワゴン(4代目)
  • 100ダイハツ タント(初代)

部門賞

軽自動車やミニバン、SUVではどの車種にユーザーが注目していたのか?
ここではボディタイプ別や今年登場したニューモデルなど部門別でのトップを紹介しよう

選考方法

7つのボディタイプ別で獲得ポイントの最も高かったモデルをボディタイプ部門賞とする。なおイヤーカーのRX-8は部門賞の対象から除く
このほか、2014年11月から2015年10月の間に登場したニューモデル(含むフルモデルチェンジ)を対象とした「ニューカマー部門」
相場の平均価格が300万円以上の「ハイエンド部門」、生産終了から15年以上経過した「ビンテージ部門」の各部門でも最高ポイント獲得モデルを選出

軽自動車部門賞ダイハツ コペン(初代)

再燃したスポーツカーブームを追い風に躍進

昨年の部門賞獲得モデルの三菱 パジェロミニ(初代)を僅差で抑えての受賞。総合では昨年より4つランキングを上げて10位に。この結果は、2代目となる現行型コペンをはじめホンダ S660やマツダ ロードスターなどの登場で再燃しつつある昨今のスポーツカー人気も少なからず反映されているはずだ。一定数いるファンの存在に加え、「値ごろ感」「程良い流通量」を両立する数少ない2シーターオープンカーという点も、ユーザーの注目を集めた要因だろう。

ハッチバック部門賞ミニ ミニ(初代)

安さと個性を両立するクルマが勝つ時代へ

総合ランキング6位の初代ミニがハッチバック部門トップに。今年のカーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤーは、昨年と比べ軽自動車とハッチバックの獲得ポイントに減少傾向が見られる。新車では売れている両カテゴリーだが、中古車では事情が異なるようだ。本体価格100万円を切る物件が大半を占める初代ミニが同部門トップになったのは、値ごろ感だけではなくデザインやブランド力といった付加価値を求めるユーザーが増えていることの表れかもしれない。

ミニバン部門賞トヨタ ヴォクシー(現行型)

うま味が出始めた旬を賢いユーザーが狙い撃ち

同カテゴリーではぶっちぎりの獲得ポイントでトップの座に。昨年は現行型が登場したばかりで中古車購入のメリットが薄くトップ100にも入っていなかったが、一転、今年は圏外から総合4位にジャンプアップ。問い合わせの多い250万~300万円は、ガソリン車とハイブリッド車が混在し始める価格帯。ベースグレードのX(ガソリン車)以外なら新車より買い得感がある。総合4位、部門トップは、クレバーな視点をもったユーザーが狙い撃ちした結果だろう。

セダン部門賞スバル レガシィB4(2代目)

手頃な価格のスポーツセダンの強さが光る

昨年トップのBMW 3シリーズ(E46型)と2位のレガシィB4(2代目)の順位が入れ替わった以外は、上位の顔ぶれに大きな変化はなかった。上位にはスバル レガシィB4とBMW 3シリーズの両シリーズがずらりと顔を並べる。両モデルに共通するのは「本体価格100万円以下で狙えるスポーツセダン」という点。エコやラグジュアリーといった新車で人気のキーワードは、中古車選びでは響かないようだ。中古セダン市場におけるB4と3シリーズの2強支配は盤石だ。

ステーションワゴン部門賞スバル レガシィツーリングワゴン(4代目)

レガシィが首位を守るも地殻変動の気配濃厚

レガシィツーリングワゴンの強さが目立つが、昨年と比べ状況はいささか異なっている。トップはレガシィツーリングワゴンの4代目。昨年トップの3代目は4位に転落。また昨年3位と4位に入ったBMW 3シリーズツーリングは、旧型となるE91型が3位に留まるのみで、昨年4位のE46型はトップ5落ち。代わってスバル レヴォーグ(2位)とマツダ アテンザワゴン(5位)の現行型2モデルが頭角を現した。来年の同部門賞に大激震が起きそうな気配が濃厚だ。

クロカン・SUV部門賞マツダCX-5(現行型)

首位のCX-5の背後からライバルの足音が!

昨年イヤーカーに輝いたCX-5が、総合2位につけ部門賞を獲得。今年も高い人気をキープしている。総合5位にトヨタ ハリアーが、7位にホンダ ヴェゼルがランクイン。昨今のSUV人気が、中古車市場にも色濃く反映された結果となった。ディーゼル車が人気を牽引するCX-5だが、ハリアーもヴェゼルもハイブリッド車を設定している。まだ両車とも初回車検タイミングまで1年弱あるものの、流通量が600台を超えれば問い合わせが急増するに違いない。

クーペ・オープン部門賞マツダ ロードスター(2代目)

追い風が吹く一方で世代交代も進行中

イヤーカーがクーペのRX-8のため部門賞は次点の2代目マツダ ロードスターに。総合では14位だが、それでも昨年より14ランクアップの大躍進を遂げている。部門トップ5のその他の顔ぶれは、フォルクスワーゲン ニュービートル、トヨタ 86、ポルシェ 911。911は996型と997型の2世代がランクイン。上位陣の常連だった日産 スカイラインGT-R(R34型)がトップ5から姿を消しているのは大事件。クーペ&オープン界も世代交代が進んでいるようだ。

ニューカマー部門賞トヨタ ヴェルファイア(現行型)

兄弟車をしのぐユーザー支持を獲得

2014年11月以降にデビューした新型車(含むフルモデルチェンジ)で、最も注目されたのがトヨタ ヴェルファイア。総合では43位、ミニバン部門では4位。登場は2015年1月。直近のデータでは流通量も200台近くまで増加。平均価格は420万円前後だが、新車より少しでも安く手に入れたいユーザーからの問い合わせが集中したことが部門トップになった理由だろう。ちなみに同時に登場した兄弟車アルファードは総合89位だった。

ハイエンド部門賞トヨタ ハリアー(現行型)

登場から2年で中古車のうま味が出た

1年を通して平均価格が300万円以上だったモデルが対象。今回はトヨタ ハリアーがトップに。総合でも5位に入り、人気の高さは折り紙付きだ。直近のデータでの平均価格は360万円前後。登場から2年経過し流通量も500台の大台目前まで増えきた。新車との比較だけではなく、中古車としてのうま味も出始めてきた同車をユーザーが見逃すはずはない。インパクト大なライバルが出現しない限り、ハリアーの同部門2連覇は手堅いだろう。

ビンテージ部門賞三菱 パジェロミニ(初代)

三菱の軽クロカンは隠れた人気車

生産終了から15年経過したモデルの中で、最多ポイントを獲得した三菱 パジェロミニ(初代)。昨年は軽自動車部門賞も受賞した隠れた人気モデル。生産期間は1994年12月〜1998年9月。流通台数は270台前後で、そのすべてが車両価格50万円以下。同じクロカン軽自動車の初代スズキ ジムニーは、流通量が1300台以上と豊富で、物件1台当たりの問い合わせ集中率が低くなったことが足枷となり、パジェロミニの後塵を拝する結果に。

地域別 人気モデルトップ3

ここではエリア別にカーセンサーnetユーザーの関心を集めたモデルを紹介
ご当地の注目車トップ3とともに、そのエリアの傾向をお届けしよう

選考方法

期間や選考車種はカーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤーと同様。カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤーでは全国を対象にポイント換算したが、ここでは
①各都道府県別にポイントを算出
②地域別に①のポイントを合算し、各地域で関心の高いトップ3を発表

北海道地方トップ3

  • 雪国のスバル信仰は本当だった!
  • なんと1位から3位までをスバル車が独占するという結果に!トップ10を見ると7モデルもスバル車がランクインするなど同社お得意の高い悪路走破性が、積雪の多い北海道エリアに住むユーザーの信頼を集めている証ともいえる。また、4位はトヨタ ランドクルーザー100(2代目)、5位はスバル レガシィB4(初代)と上位5モデルすべてがヘビーデューティな印象のある4WDだった。10位までに焦点を当ててみても、7モデルが4WD仕様。さらに去年のランキングトップ10中8台が4WDということを振り返っても、4輪駆動という駆動方式が北海道のユーザーの支持を獲得するための必要条件と言えるだろう。
  • スバル レガシィB4 (2代目)

    1スバル レガシィB4 (2代目)

  • 2 スバル レガシィ ツーリングワゴン(4代目)

  • 3スバル フォレスター(2代目)

東北地方トップ3

  • 同じ雪国でも毛色の違うラインナップ
  • 去年東北地方で1位だったエスティマハイブリッド(2代目)が2位に、代わって1位になったのは去年2位だったレガシィツーリングワゴン(4代目)だ。3位のB4(2代目)は去年の4位から1ランク順位を上げてトップ3に食い込んだ。スバル車が強いのはやはり積雪が多い影響であろう。一方で北海道と異なるのは5位ホンダ ステップワゴン(2代目)、6位トヨタ ヴォクシー(現行型)、8位ホンダ オデッセイ(3代目)などミニバンがトップ10内に顔を出していること。ヘビーデューティなクロカン・SUVよりも居住性や車内快適性の高いミニバンの4WDがより東北エリアのユーザーのニーズにマッチしているようだ。
  • スバル レガシィ ツーリングワゴン(4代目)

    1スバル レガシィ ツーリングワゴン(4代目)

  • 2 トヨタ エスティマ ハイブリッド(現行型)

  • 3スバル レガシィB4 (2代目) 

北陸・甲信越地方トップ3

  • ランキングに影響を与えているのは雪の有無
  • 北海道・東北と同じように積雪が多い県のある北陸・甲信越地方でも4WDが人気。1位のレガシィツーリングワゴン(4代目)は長野県と新潟県で№1を獲得。やはりスバルは雪国で圧倒的な強さを見せている。トップ10を見ると半分がSUVだったが、インプレッサXV(現行型)を筆頭に5位ホンダ ヴェゼル(現行型)、7位トヨタ ハリアー(現行型)など、都会派SUVが人気を集めている。ヘビーデューティな印象のクロカン・SUVが上位を占める北海道とは異なるところ。ちなみに積雪量が他県よりも少ない山梨県の1位はダイハツ コペン(初代)であることから、環境によって注目を集めるクルマが変化することがよくわかる。
  • スバル レガシィ ツーリングワゴン(4代目)

    1スバル レガシィ ツーリングワゴン(4代目)

  • 2 スバル インプレッサXV(現行型)

  • 3マツダ CX-5(現行型)

北関東地方トップ3

  • 自動車王国が集まるエリアならではの顔ぶれ
  • 北関東で去年7位だったRX-8(初代)が2位に大躍進。電気自動車のリーフ(現行型)やハイブリッド車を用意するヴェゼル(現行型)が1位&3位なのは、このエリアのユーザーの環境志向が高いことを表しているのだろう。また特徴的なのは5位につけているスバル レヴォーグ(現行型)や7位のトヨタ セルシオ(3代目)という他のエリアではあまり見ない顔ぶれが上位に食い込んできていること。全国でも1人当たりの乗用車保有台数トップ3の県が集まる北関東地方(1位群馬県、2位栃木県、3位茨城県※自動車検査登録情報協会調べ)だけに、ユーザーのクルマへの興味も高く、個性的なモデルにも人気が集まっていることが推測される。
  • 日産 リーフ(現行型)

    1日産 リーフ(現行型)

  • 2 マツダ RX-8(初代)

  • 3ホンダ ヴェゼル(現行型)

関東地方トップ3

  • クルマ=嗜好品の都市部では輸入車が人気
  • イヤーカーに輝いたRX-8(初代)が関東地方で堂々の1位を獲得!千葉県と神奈川県で1位に、埼玉県で2位と各県で人気を集め、関東地方全体でも首位を獲得する結果となった。去年1位だったBMW 3シリーズ(E46型)は5位。ちなみに関東地方のトップ10のうち4モデルが輸入車で、これは全国でも最多。特に独特な順位だったのが東京都だ。ポルシェ カイエン(初代)を筆頭にBMW 3シリーズツーリング(E91型)、メルセデス・ベンツ Cクラスワゴン(3代目)と続き、トップ5はなんとすべて輸入車。これは駐車場などのランニングコストが高い東京都に住むユーザーにとってクルマは嗜好品であることを象徴しているとも言える。
  • マツダ RX-8(初代)

    1マツダ RX-8(初代)

  • 2 BMW 3シリーズ ツーリング(2代目)

  • 3スバル レガシィ ツーリングワゴン(4代目)

東海地方トップ3

  • 最新環境技術を搭載したクルマが連覇を達成!
  • 去年に引き続き1位はリーフ(現行型)。東海地方では電気自動車が根強い人気を持っている。日産自動車が発表した急速充電器の設置数の全国上位5都道府県を見てみると、愛知県と静岡県の東海2県がランクインしており、インフラの充実度が電気自動車の人気を支えている理由の一つとなっているのだろう。そのほか、ハリアー(現行型)をはじめホンダ ヴェゼル(現行型)、レクサス CT(現行型)など中古車本体平均価格が200万円以上するモデルがトップ10の半数。自家用車の保有台数が全国№1の愛知県やスズキが本社を置く静岡県などがあることから、自動車への興味・関心が高く、それが購入金額にも影響を与えていると考えられる。
  • 日産 リーフ(現行型)

    1日産 リーフ(現行型)

  • 2 トヨタ ハリアー(現行型)

  • 3ミニ ミニ(初代)

関西地方トップ3

  • 現行型への強いこだわりが垣間見える
  • 関西地方の1位は全国で4位だった現行型のヴォクシー。奈良県で3位に、大阪府と兵庫県で1位となり、ポイントを稼いだ。イヤーカーのRX-8はトップ3から漏れ、4位という結果になった。一方で今年新しくランクインしたのは5位のトヨタ ハリアー(現行型)、7位のトヨタ ヴェルファイア(現行型)、8位のマツダ デミオ(現行型)。去年はトップ100に入らなかったモデルが軒並みトップ10入りしている。また兵庫県でメルセデス・ベンツ Cクラス(現行型)、奈良県と京都県でBMW 3シリーズ(現行型)が5位以内に入るなど、東京都よりも濃度は薄いものの、大都市圏に住んでいるユーザーは輸入車への関心が高いといえそうだ。
  • トヨタ ヴォクシー(現行型)

    1トヨタ ヴォクシー(現行型)

  • 2 スズキ ワゴンR(2代目)

  • 3マツダ CX-5(現行型)

中国地方トップ3

  • 過半数はマツダ車と軽自動車が占める
  • マツダが本社を構える広島県がある中国地方は、やはりマツダ車がワンツーフィニッシュを飾った。特に1位のRX-8の人気は圧倒的で、2位に50ポイント以上の差をつけて首位を独走。8位にもアテンザ(現行型)がランクインしている。一方でダイハツ ミラジーノ(初代)やスズキ ワゴンR(2代目)など、合計で4モデルの軽自動車がトップ10内に入っている。全国軽自動車協会連合会が発表した1世帯当たりの軽自動車保有台数の全国上位5都道府県には2位に鳥取県(1.03台)、4位に島根県(1.01台)と中国地方の2県がランクイン。両県とも「一家に1台」の割合を超えており、このエリアならではの傾向を反映した結果だったと言える。
  • マツダ RX-8(初代)

    1マツダ RX-8(初代)

  • 2 マツダCX-5(現行型)

  • 3スバル R2(初代)

四国地方トップ3

  • 抜群の個性を放つ県が集結しているのが特徴
  • 四国全体のトップ3を見ると、全国ランキングとあまり違いがないように思える。が、5位以下には6位に日産180SX(初代)、7位にトヨタ クラウンアスリート(2代目)など他エリアには出てこない車種が次々とお目見えする。この個性あふれる傾向は県ごとに見るとさらに強まる。愛媛県の1位こそCX-5(現行型)だが、徳島県はトヨタ クラウンマジェスタ(4代目)、高知県はBMW 1シリーズ(初代)、香川県は日産 シルビア(3代目)が首位に。ほかにも初代NSX(徳島県4位)、初代ビート(高知県2位)、2代目シルビア(香川県3位)、2代目スマートフォーツークーペ(愛媛県5位)などが顔を出す。独自の中古車文化が垣間見える。
  • トヨタ ヴォクシー(現行型)

    1トヨタ ヴォクシー(現行型)

  • 2 マツダ CX-5(現行型)

  • 3トヨタ ハリアー(現行型)

九州・沖縄地方トップ3

  • 同じ九州でも南と北で人気車の傾向は二分!
  • イヤーカーのRX-8は7位。去年九州地方で3位だったCX-5が首位に躍り出た。去年1位だったリーフは3位にランクダウン。この地方の特色は北九州と南九州で人気車の傾向が分かれること。福岡県や大分県などの北部ではダイハツ コペン(初代)やダイハツ ムーヴ(2代目)が首位を獲得するなど軽・コンパクトが人気。一方で鹿児島県や沖縄県などの南部ではトヨタ ハリアー(現行型)やトヨタ ヴォクシー(現行型)が1位になるなどミニバン・SUVがランキングの上位に。中でもの沖縄県ではトヨタ ランドクルーザープラドの3代目が3位、初代が5位に。南ほどボディサイズが大きいクルマを好むという傾向が見て取れる結果となっていた。
  • トヨタ ヴォクシー(現行型)

    1マツダ CX-5(現行型)

  • 2 マツダ アクセラ スポーツ(現行型)

  • 3日産 リーフ(現行型)