※ 燃費情報は定められた試験条件の下での数値のため、走行条件等により実際の燃料消費率は異なります。
10・156.6km/L
シトロエンらしさを築いた名車
プジョーとの合併後、新世代シトロエンの旗頭として君臨し、歴史に残るモデルとなったBX。プジョー305のコンポーネンツを用いながらも、ミドルレンジセダン(5ドア)としては異例のロングホイールベースをもつ。サスペンションシステムにはシトロエン独自の世界である“ハイドロニューマチック”を取り入れるなど、今日のシトロエンらしさを築き上げた名車である。とはいえ、その個性的なスタイリングに触れずに話は始まらない。プジョーとの合併後の混乱期に企画されたBXはスタイリングを社外に委託することになった。委託先はイタリアの有名カロッツェリア、ベルトーネ社。実際にエクステリアデザインを担当したのは、当時ベルトーネに在籍し、ランボルギーニカウンタックやディアブロで名を馳せたM・ガンディーニだった。あくまで直線を基調とするスタイリングは、極めて個性的。日本への輸入は1984年から。当初は16TRSのMT車のみであったが、後に19TRSやブレーク、GTIといった仕様を追加。AT車も用意され、ラテン車として日本市場で最も成功したモデルとなった。(1991.10)
ボディタイプ | ステーションワゴン | 最高出力(馬力) | 120 | |
---|---|---|---|---|
全長x全幅x全高(mm) | 4400x1680x1430 | 駆動方式 | FF | |
排気量(cc) | 1904 | 乗車定員 | 5名 |
※ 燃費情報は定められた試験条件の下での数値のため、走行条件等により実際の燃料消費率は異なります。
JC08-km/L