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投稿日:2026年6月5日
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デザイン:5
走行性:2
居住性:3
積載性:3
運転しやすさ:3
維持費:-
| モデル | 2017/3~生産中 | グレード | 500 |
|---|---|---|---|
| 所有者 | 試乗車 | 所有期間 | - |
| 燃費 | - |
外観は実に格好いい。全長4.77m、全幅1.92m、軸距2.87mという伸びやかなディメンションだから当然かもしれないが、歴代トヨタ車の中でもトップクラスの格好良さだと思う。メタリックのワインレッドは、塗装を含め、ドイツ御三家の大型クーペに勝るとも劣らない。
まずはエンジンとミッションという駆動系からいこう。500ps近い馬力を謳っているのに、どうもそんな感じがしない。ギア段数とパワー制御過多のようだ。TNGA世代のGA-Lプラットフォームの後輪トラクションの限界を考慮した結果だろう。自然吸気らしくトップエンドまで滑らかに回るのに、低速からの立ち上がりがもっさりしているのはそのせいだと思う。アイシンのステップATがそうと言うよりは、そのようにしつけられているようである。 そもそもこのプラットフォームはEセグメントのセダン用に開発されたものだ。それを全高の低い2ドアクーペに流用すれば、上屋だけが強くシャシーとの剛性バランスがとれない車になるのは当然だ。パワー制御過多の遠因はそこにあるのかもしれない。 内装は、見た目はゴージャスだが、各部を指先で弾いたりしてみれば、プラスチッキーな安っぽさが伝わってくる。
この車は1000万円をゆうに超える。それに見合った車であるかどうかが問題だろう。エクステリアは良いのだが、走りは物足りないし、インテリアもチープだ。もちろんヤリスよりは上質だが、値段を考えれば値前のことだ。この車をゴージャスとか洗練されているという人がいるが、安物を高そうに見せていることに気づいたほうがいいだろう。安物を高そうに見せる、あるいは高そうなものを安く作る、それこそがトヨタの真骨頂という人がいるかもしれない。しかしそれではドイツ御三家とは戦えない。中身が伴ったレクサスなら、いまのところLFAしかない。
新世代レクサスの幕開けを象徴するクーペ
新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。