AMGはメルセデス・ベンツ車をベースにしたチューニングカーを製造する大手自動車チューナーだ。創業は1967(S42)年。社名のAMGは創業者のハンス・ベルナー・アウフレヒトとエバハルト・メルヒャー、そしてアウフレヒトの生地であるグローザスバッハの頭文字からとっている。当初は独立したチューナーで、メルセデスから認可を受けてクルマを開発していたが、90年代後半からはメルセデスの傘下に入って活動。新車の開発当初からエンジニアが参加する体制を築いている。
内外装を自由に選べるプランを設定
メルセデス・ベンツEクラスのプラットフォームをベースに、流麗なデザインのクーペ風の4ドアセダンの外観をまとったのがCLSクラス。2005(H17)年2月に標準モデルと同時にAMGモデルのCLS55 AMGも発表されている。エンジンは5.5LのV8スーパーチャージャー仕様で、350kW/2700N・mのパワー&トルクを発生する。AMG専用チューンされたAIRマテックDCサスペンションを採用するほか、強化ブレーキシステムなどパワーに対応したシャーシ性能を備えている。ユーザーの要望に応じて内外装の色や素材を自由に選択できるカスタムオーダープランも用意された。(2005.2)
AMG CLSクラスのフルモデルチェンジ一覧
457psのNAエンジンを積む究極のスポーツセダン
エントリーモデルとなるCクラスをベースに、AMGがレースで培った技術などを投入して開発したハイパフォーマンスセダン。初の独自開発、6.3LV8の高回転型NAエンジンが搭載される。組み合わされるパドルシフト付き7ATはシフトダウン時のブリッピング機能も採用、3パターンから選べるドライビングモードと共にスポーティな走りを実現。ESPもスポーツモードを備え、サスペンションやブレーキも専用となる。ベースモデルより大きくなったボディは、トレッドの拡大により膨らんだホイールアーチや専用スポイラーなどのエアロパーツをもつ。ヘッドレスト一体型スポーツシートにナッパレザーを使用するなど高級感も演出される。(2007.10)
AMG Cクラスのフルモデルチェンジ一覧
AMG初の7Gトロニック採用モデル
電動開閉式のルーフをもつスポーツカーであるSLKクラスは2004(H16)年9月に2代目モデルに進化したが、このとき標準モデルと同時にSLK55 AMGもデビュー。SLRマクラーレンをほうふつとさせるボディは電動開閉式のバリオルーフによって爽快なオープンドライブも可能。エンジンはAMGによってチューンされた5.5LのV8で、265kW/510N・mのパワー&トルクを発生する。これに組み合わされるのは電子制御7速ATの7GトロニックでAMGモデルとしては初の採用となった。強化ブレーキシステムやスポーツサスペンションなどはほかのAMGモデルと共通だ。(2004.9)
AMG SLKクラスのフルモデルチェンジ一覧