トヨタの高級車ブランドとしてアメリカで1989(H1)年に産声を上げた「レクサス」。その後はヨーロッパやアジア市場などでも拡大展開され、ワールドワイドなプレミアムブランドとして位置づけられてきた。日本国内での展開が始まったのは2005(H17)年から。入念な市場調査を踏まえ、トヨタブランドとは一線を画す車種ラインナップ、ディーラーのしつらえ、接客、広告戦略を打ち出している。現在は年内にデビューを予定するフラッグシップモデルのLS(後継セルシオ)に注目が集まる。
4.5L車並みのパワーと優れた低燃費を両立
ハイブリッドカーである450hには、レクサスとしては初搭載となる3.5LのV6アトキンソンサイクルエンジンに高性能モーターを組み合わせたシステムを採用。4.5L車並みのパワーを発揮しながら、燃費は10・15モードで18.8km/Lという低燃費を実現。駆動方式には、前モーターに加えて後ろモーターがアシストすることで、高い走行安定性を実現した4WDシステム、E-Fourを搭載。さらに車の挙動を安定させる統合制御技術VDIMやライトの照射軸の向きを自動的に変えるインテリジェントAFSなどの安全技術も採用されている。なお、450hには専用のフロントマスクや前後ランプ、エンブレムマークなどが装着され、350との差別化が図られている。(2009.1)
レクサス RXハイブリッドのフルモデルチェンジ一覧
強力なライバルと互角に張り合うスポーティセダン
BMW3シリーズやM・ベンツCクラスなどがひしめく激戦区に投入されたスポーティFRセダン。ベースはクラウンだが、全長で265mm、ホイールベースが120mmもコンパクトにリファインされている。エンジンはすべてV6で、3.5Lと2.5Lの2種類。4WD車は2.5Lのみに設定されている。組み合わされるミッションは全グレードとも6ATで、本革巻きステアリングに装着されたパドルシフトによるシフトチェンジが可能だ。それぞれのグレードで豪華な本革仕様のバージョンLとスポーティ仕様のバージョンS(4WDを除く)を選択可能だ。(2005.9)
レクサス ISのフルモデルチェンジ一覧
スポーティを前面に出したミディアムセダン
欧州プレミアムブランドに対抗すべく、トヨタが立ち上げた高級車ブランド「レクサス」の中核となるセダンで絶版となったアリストの後継車だ。最新のクラウンがベースだが、スポーティさを強調したボディデザインを採用している。グレードは4.3LのV8搭載のGS430と3.5LのV6搭載のGS350の2種類で4WDモデルは350のみに設定。上級グレードのGS430にはギア比可変ステアリング付きVDIMやダンパーの減衰力を最適に調整するAVSなどの最新の電子デバイスを多く採用。ナビやテレマティクスサービスなど多彩な機能が自慢のG-LINKは全車標準装備。(2005.7)
レクサス GSのフルモデルチェンジ一覧