1999年3月~2005年1月生産モデル
ピッコロとは呼べないほどボディが大型化
1999(H11)年に日本導入が始まったフェラーリのエントリーモデル。V8エンジンをミッドに積む本格スポーツカーである。F355までのモデルとは全く異なる、オールニューモデルだ。360という名前は搭載するV8ユニットの排気量、すなわち3.6Lを表すものだ。V8を積むフェラーリのことを12気筒を積むフェラーリと区別をしてピッコロフェラーリ(小さなフェラーリ)と呼ぶ習わしがあるが、この360シリーズはそう呼ぶのが憚れるほど大きくなった。ボディディメンジョンはかのテスタロッサ並みに大きくなっており、その性能も段違いに向上しているからだ。全体のデザインはフェラーリの定石通りピニンファリーナが担当。大型化された理由は主に衝突安全性能の向上にあった。400psを発生するV8エンジンには6MTもしくは、F1マチック(セミオートマ)を組み合わせる。人気は誰でも乗りこなせるF1マチック車。クーペボデイをモデナ、電動オープンモデルをスパイダーと呼ぶ。(1999.3)
全長 ![]() ホイールベース 全高 ![]() 全幅 |
最高出力 | 400~425ps |
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燃費(10.15モード) | -km/L | |
燃費(JC08モード) | -km/L | |
燃費(WLTCモード) | -km/L | |
駆動方式 | MR | |
排気量 | 3586cc | |
乗車定員 | 2名 | |
環境対策エンジン | - | |
燃費基準達成 | - |
4.2点
クチコミ件数 10件
デザイン
4.4
走行性
4.1
居住性
3.0
運転のしやすさ
3.5
積載性
2.1
維持費
2.1
5
クラシックなスポーツカーに乗っていると常に思うことがあります。「ひょっとしたらこの車はガラクタでは?」そんな気持ちを吹き飛ばしてくれるのがフェラーリです。
投稿日: 2020/04/17
新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。