無駄のカタマリだが・・・それがいい

総合評価

5点

デザイン：: 5
走行性：: 2
居住性：: 2
積載性：: 2
運転しやすさ：: 3
維持費：: -

良かった点

先日、登録済み未使用車を購入しました。まさに一目惚れです。

無限の空と（おそらく）世界で唯一のプレミアムコンパクトSUVコンバーチブルという称号が手に入ります。
それだけの車です。本当にそれしかありません。全く実用車として良いところはございません。皆無です。

でも・・・この車が刺さる方は買いです。
だって、かっこいいもん。

気になった点

●所有後に感じた問題点
１：車幅・・・1900mmは、細道ではちょっと気を使います。
２：ツードア・・・とても不便です！後部座席は死んだものと考えましょう。
３：４人乗り・・・今後間違いなく「あと１欲しい！」と思う時が訪れるでしょう。
４：加速・・・ガゾリン車モデルです。アクセルを踏み込んでも回転数だけ景気よく上がります。
５：燃費・・・気にしたら負けです。
６：積載量・・・トランクは大きめのスーツケース１個程度。コンパクトカーと比較しても圧倒的に劣ります。
７：ナビ等の機能：バックに入れた時のカメラのガイドラインの反応が悪いです。
８：開放感・・・助手席と後部座席の人だけ味わえます。運転手は前しか向けません。
※後部座席の人は、風を覚悟してください。

総評

この車が気になってる人は、おそらくレビュー（試乗）記事などを閲覧しまくっていることでしょう。
「すばらしい開放感！」「これは買いだね！」「思ったより足回りが良い」「唯一無二！最高だよ」「さすがランドローバー！」「本当にほしくなる！」「SUVとオープンカーのいいとこどり！」
などなど絶賛の嵐です。でも・・・「買いました」って声、ありません。所有者レビューなんてほぼありません。
実際、それが答えです。無駄なんです。この車、SUVの積載量という利点を潰し、スポーツオープンカーの走りを殺した、無駄と失敗のカタマリなんです。

「だが、それがいい」って本心で割り切れるなら、試合に負けて勝負に勝った感は味わえますよ。負け犬の遠吠えみたいですが、私は最高だと思ってます！