現在はダイムラー・クライスラーの名で活動するクライスラーだが、かつてはアメリカでビッグスリーの一角を占める巨大な自動車メーカーだった。創業者のウォルター・P・クライスラーの名を冠したモデルが初めて世に出たのは1924(T13)年。その後もデソート、ダッジ、プリムスなどのメーカーを吸収しながら発展を遂げていくが、度重なる経営危機が同社を襲い、98(H10)年にはダイムラーと合併する道を選択した。今後はダッジブランドを世界規模で展開する予定である。
大きいだけじゃない工夫もいっぱい
アメリカでミニバンの市場を切り開いてきたのがボイジャー。3代目モデルは日本では2001(H13)年6月に登場。先代に比べてシェイプアップされて洗練された印象の外観スタイルや、改良されたパワートレィン、ハンドリング、乗り心地、静粛性など、様々な面で大きな進化を遂げた。エンジンは3.3LのV6OHVで、従来よりパワーアップし170ps/28.0kg-mの動力性能を発揮する。装備でもミニバン初の電動式パワーリフトゲートを採用したほか、前席にサイドエアバッグを採用するなど、充実した仕様を備えている。(2001.6)
クライスラー ボイジャーのフルモデルチェンジ一覧
クラシカルなデザインと高いパフォーマンスンを融合したセダン
新しさとクラシカルなスタイリングが融合した独特のデザインをまとった4ドアセダン。インテリアもクロームメッキを多用するなど、独特のデザインセンスにあふれている。エンジンは3.5LのV6SOHCと5.7LのV8OHVの2種類。5.7Lはクライスラー伝統のHEMIエンジンで、250kW/525N・mの圧倒的なパワー&トルクを発生する。V6は電子制御4速ATとV8は電子制御5速ATと組み合わされ、いずれも後輪を駆動するFR方式を採用する。ABS、ブレーキアシスト、トラクションコントロール、ESPなどの安全装備は標準装備される。(2005.1)
クライスラー 300Cのフルモデルチェンジ一覧
クラシックカーを思わせるスタイリング
ネオンをベースに開発されたPTクルーザーは、古き良き時代を想起させるような懐かしい1930年代デザインを採用するクラシカルなスタイルが特徴だ。ハッチバックのボディは後方にいくに従ってルーフが高くなるデザインにより、後席には広々とした居住空間が確保される。またリアシートは分割可倒式かつ脱着式で26通りものアレンジが可能だ。エンジンは2Lの直4で、104kW/188N・mの十分なパワー&トルクを発生する。駆動方式はFFで、トラクションコントロール機能付きABSやデュアルSRSエアバッグ、サイドエアバッグ(リミテッド)など、安全装備が充実している。(2000.7)
クライスラー PTクルーザーのフルモデルチェンジ一覧