オペルの歴史は古い。創業は1862(文久2)年で、ミシンの製造会社としてスタートした。自動車市場に参入したのは1899(M32)年からで、当初はライセンス生産などを行っていたが、1902(M35)年にはオリジナルモデルを発表している。今なお続くGMとの資本提携が始まったのは1929(S4)年から。第2次世界大戦中の一時期は両社の提携は解消されるが、48(S23)年には再び手を組むことになった。日本ではいすゞ自動車などと共同で手がけたワールドカー(カデット)が有名である。最近では日本市場からのオペル車の撤退が大きなニュースとなった。