国産車にない唯一無二感

総合評価

4点

デザイン：: 5
走行性：: 4
居住性：: 4
積載性：: 2
運転しやすさ：: 5
維持費：: 1

良かった点

2021年式の現行7インチディスプレイタイプのトロフィー

内装は特に写真で見るより実車はドアを開いただけで上質だと感じられる質感がある。
内外装ともにこういったデザインは国産にはないものがあり洗練されていると感じる。

スポーツタイプの車でありながら通常走行でのピーキーさを感じにくく普通に走れるのはすばらしい。
剛性感が高いので一般的な国産車にあるようなドアの閉まり方ではなく軽い力でスッっと閉まるのは感動モノ。ドアの厚みがあるのに開閉が軽い。
車幅が1.8m超えてるが、以前乗っていた1.7mクラスのCX-3より車幅感覚が掴みやすく乗りやすかったので幅寄せもしやすい。
コーナーでの安定感は段違いで真っすぐ走ってるかのように曲がれるので安心できる。
密閉感がかなり高いのでマフラー音は想像よりは入ってこない。

なにをおいても所有している満足感が高いのは海外車ならでは。

気になった点

乗り心地はスポーティよりで足回りが硬いので結構な振動があり、体調が悪いと頭痛や吐き気がする人もいるかもしれない、という印象。
初期についてるタイヤやホイールサイズの問題も大きそうなのでそこらへん変更することで少しは改善するかもしれない。
ロードノイズも結構する（これもタイヤの問題だと思う）

レカロシートは予想はしていたけどシートを倒すのにダイヤルなので面倒だしシートヒーターなしになるのは残念。
以上の点も含めて、車で寝たいって人はあまり向いてないシートなので残念に感じると思う。

エンジンOFFしていても、キー所持してると車内にいるとアクセサリー類がつきっぱなしになるのでバッテリーが減ってしまい結果エンジン始動しなければならなくなるという国産車では考えられない謎仕様。
サイドにステップのような外装が付いているので乗り降りの際にかなり踏み出さないとならない上、車高も低めなので少々手間を感じる場合があるかも（レカロのサイドサポートが低めなのが救い）
乗るたびにエアコンOFFになってる？

総評

休憩などで車内で寝ることがあったりするのでそれがしにくいことが一番残念だった。
燃費はお察しレベルで、冷暖房をかけるとなかなかのスピードで減ります。

乗ってまだ数日だけどネガティブな点が感じ取りやすいので、一般車感覚で考えていたら失敗したーと思いかねない。乗り手を選ぶ車。

それでも車全体の完成度が高く、乗ってるととても気持ちがいいのですべてを払拭してくれる魅力のある車。
トロフィーじゃなくて下位グレードのスポールであったらなお良かったのかもしれない。
デザインや性能や質感をこだわらず、すべて平均点な車がいいって人は国産車のほうがよいと思う。