ダイハツの福祉車両への取り組み
ダイハツでは、「軽自動車のオープンカー=コペン」で、軽のオープンスポーツが身近な存在となったように、福祉車両も気軽に乗ってもらえる身近な存在にしていきたいと考えています。ユーザーメリットを考えた車づくりを行い、軽の福祉車両を幅広くラインナップしているのが大きな特徴です。
一部、室内の使い勝手に制約のある場合もありますが、乗車定員4名仕様が基本で、普通の軽自動車として普段の買い物にも使えます。
福祉車両は、完成したベース車に後から架装する方法が取られる場合が多いのですが、ダイハツでは、ほかの車と同じように工場の製造ラインに乗せた生産にこだわっています。完成した車を架装のために分解したり架装メーカーに移送する無駄がないので、車の価格を抑えやすいことや納期を明確にできることが大きなメリットです。これは同社がCMなどで掲げている「もっと軽にできること」の回答例のひとつということもできます。
機能面から見ると、助手席または後席シートが回転&昇降するタイプが3車種、車いす仕様車が3車種です。
ダイハツの福祉車両についての問い合わせは下記まで
ムーヴ フロントシートリフト
ハイト系ワゴンの代表格ムーヴ。その助手席に電動で回転&昇降するシートを備えたモデルです。シートの昇降方法を工夫したことで、作動用モーターを小さなパワーウインドウ用に置き換え、使い勝手はそのままに、動作完了までの所要時間を短縮しています。さらにコスト削減も実現し、大きく価格を抑えています。2WDと4WDがあり、衝突回避支援システムの「スマートアシスト」付きの車両を選ぶこともできます。
アトレー リアシートリフト
軽自動車の枠いっぱいを使った広々とした空間を持つ1ボックスタイプのアトレー。その後席に電動で回転&昇降するシートを備えたモデルです。乗車定員は4名。後席はスライドドアなので、リフトダウンしたシートの左右どちらからでも乗り降りができ、介助者が横に座ることも出来るなど介助しやすいつくりになっています。また、ラゲージには車椅子を収納するベルトが備わっています。2WDと4WDが用意されています。
アトレー スローパー
軽自動車の枠いっぱいを使った広々とした空間を持つ1ボックスタイプのアトレー。その室内空間を活かし、スロープを使って多種多様な車椅子ごと乗せられるようにしたモデルです。後席を折り畳んで車椅子を乗せるタイプと、後席の代わりに1人用の補助シートが備わったタイプがあり、前者の乗車定員は4名、後者は3名+車椅子となります。乗降の際は電動ウインチを使うので、高齢者同士の介助や女性が介助しなければならない場合にも活躍します。2WDと4WDが用意されています。
ダイハツの福祉車両についての問い合わせは下記まで



















