トヨタの福祉車両への取り組み
トヨタでは、「すべての方に移動する自由を」というコンセプトで福祉車両が開発されています。ポルテやノアなどスライドドアを持ち、背が高くて床の低い、介助しやすい車が多くラインナップされています。さらには、プリウスやSAIといったハイブリッドカーも用意されています。乗車定員がベース車と変わらないなど、介助専用車ではなく日常の買い物なども普通にこなせ、福祉用途にも使える車となっています。
また、シートを脱着して、車椅子として利用できるモデルもあるなど、乗る人の使い勝手を追求した車づくりも特徴的です。
ラインナップは、コンパクトカーからミニバン、セダンなど幅広く、実に29車種58タイプの福祉車両を用意しており、全メーカーの中で最も充実しています。
機能面からみると、助手席や2列目シートが回転する、回転スライドする、回転&昇降するタイプを中心に、スロープを使って車椅子のままで乗り降りできる車いす仕様車も用意されています。
トヨタの福祉車両を検討しているなら、まずは全国9ヵ所にある総合展示場「ハートフルプラザ」が便利です。数多くの展示車両があり、専門スタッフが常駐しているので、機能や使い勝手を確かめたり、相談することができます。
実際に購入を希望する場合は、全国に205店舗(2013年10月時点)ある「ウェルキャブステーション」へ問い合わせてみましょう。展示車・試乗車の用意やサービス介助士の資格を持つスタッフが常駐していますのでもちろん相談も可能です。近くにない場合は最寄の販売店へ相談しましょう。
また、東京都のお台場にある「メガウェブ」では、ウェルキャブコーナーがあり、試乗することもできます。専門のスタッフも常駐しているので、架装の相談もできます。
トヨタの福祉車両についての問い合わせは下記まで
ポルテ 助手席リフトアップシート車
全長4m以下というコンパクトなサイズながら、助手席側に大きなスライドドアを持ち、背も高くて乗降性のいいポルテ。その助手席に電動で回転&昇降するシートを備えたモデルです。乗車定員は4名。大きなスライドドアを生かして乗り降りを助けてくれます。さらに、シートを脱着して車椅子として使うことのできるタイプもあります。兄弟車であるスペイドにも同様の設定があります。
ノア サイドリフトアップシート車
2Lエンジン搭載の箱形ミニバンであるノアの2列目シートに電動で回転&昇降するシートを備えたモデルです。乗車定員は7名。背が高く床が低いので、介助しやすい車です。シートを脱着して車椅子として使うことのできるタイプもあります。そのほか助手席が回転&昇降するタイプや車椅子ごと乗せられる車いす仕様車もあります。兄弟車であるヴォクシーにも同様の設定があります。
ラクティス 車いす仕様車
コンパクトなサイズながら広々とした空間を持つラクティス。その空間を生かし、スロープを使って車椅子ごと乗せられるようにしたモデルです。スロープを使って乗り降りする際に車高を下げてスロープ角度を緩やかにする機能も装備しています。車椅子を乗せないときに後席に3人座れるタイプの乗車定員は5名。ほかに助手席側の後席を外したタイプや、助手席を折り畳んで運転席のすぐそばに車椅子ごと乗せるタイプもあります。
アルファードハイブリッド サイドリフトアップシート車
トヨタの最高級ミニバンにハイブリッドシステムを搭載したアルファードハイブリッド。その2列目シートが電動で回転&昇降するモデルです。乗車定員は7名。シートを脱着して車椅子として使うことのできるタイプもあります。兄弟車であるヴェルファイアハイブリッドも同様です。
トヨタの福祉車両についての問い合わせは下記まで


















