日産の福祉車両への取り組み
日産では、福祉車両は特別なものではなく、乗り降りをラクにしてくれるシート機能もオプション装備と同じように捉えてほしいと考えています。和服を着る人や妊婦、子供を乗せる際にも回転シートや電動ステップなどが便利なことを提案しています。
スタイリッシュなグレードの「ハイウェイスター」シリーズの人気が高いですが、福祉車両にもこれらのシリーズを設定するなど、多様化するユーザーのニーズに対応しています。福祉車両の企画から販売までを日産のカスタムカーや特装車を手掛けるオーテックジャパンが一貫して担うことで、ノウハウやユーザーの意見を集めやすく、それが車両づくりに生かされています。
ラインナップはコンパクトカー、軽自動車、ミニバン、セダン、電気自動車など多彩です。
機能面から見ると、助手席が回転する、または回転&昇降するタイプと、2列目シートが回転&昇降するタイプ、スロープやリフトを使って車椅子のままで乗り降りできる車いす仕様が用意されています。そのほかアシストグリップや電動ステップなど、乗り降りをサポートする装備にも力が入っています。
日産は、福祉車両の取扱い認定店の「LV(ライフケアビークル)認定店」を全国で展開しています。店舗のバリアフリー化はもちろん、展示車・試乗車も用意されています。さらに、専門知識を持ったLVアドバイザリースタッフが常駐しています。現在、LV認定店は全国に約380店舗ありますが、最寄りにLV認定店がない場合は、近くのディーラーで相談しても、もちろん対応してもらえます。
日産の福祉車両についての問い合わせは下記まで
デイズ アンシャンテ 助手席スライドアップシート
日産の新しい軽自動車デイズ。その助手席が電動で回転&昇降するモデルです。乗車定員は4名。そのほか、助手席が手動で回転するタイプ(昇降なし)や乗り降りの際に便利なアシストグリップの設定も用意されています。2WDと4WDがあり、ハイウェイスターは2グレード、アイドリングストップ機構を備えるグレードもあります。
キューブ アンシャンテ 助手席スライドアップシート
スクエアなボディで広い室内を持つコンパクトカーのキューブ。その助手席が電動で回転&昇降するモデルです。乗車定員は5名。人が乗っていないときの回転&昇降のスピードを調整できます。また、車椅子の高さや体の大きさなど、乗る人に合わせた高さでシートの下降位置を記憶させることもできます。ほかにも、スロープを使った車いす仕様車も用意されています。2WDと4WDがあり、アイドリングストップ機構を備えるグレードもあります。
セレナ アンシャンテ セカンドスライドアップシート
2Lの箱形ミニバンのセレナ。その2列目シートが電動で回転&昇降するモデルです。乗車定員は7名。人が乗っていないときの回転&昇降のスピードを調整できます。また、車椅子の高さや体の大きさなど、乗る人に合わせた高さでシートの下降位置を記憶させることもできます。セレナには、ほかにも助手席が回転&昇降するタイプや車いす仕様車があるなど、バリエーションが豊富です。2WDと4WDがあり、ハイウェイスターも選べます。アイドリングストップ機構も装備。また、2WDはスマートシンプルハイブリッドシステムを搭載しています。
エルグランド アンシャンテ セカンドスライドアップシート
日産のフラッグシップミニバン、エルグランド。その2列目シートが電動で回転&昇降するモデルです。乗車定員は7名。回転&昇降のスピードを調整したり、シートの昇降位置を記憶させることができます。エルグランドには、ほかに助手席が回転&昇降するタイプも用意されています。2WDと4WDがあり、人気のハイウェイスターは2.5Lと3.5Lエンジン搭載車ともに対応。乗り降りの負担を軽減するステップ付き車の設定もあります。
日産の福祉車両についての問い合わせは下記まで



















