VWの歴史は、一人のエンジニアの夢から始まった。その名はフェルディナント・ポルシェ博士。ポルシェ博士は1934(S9)年に新しい小型車の構想を完成させ、国民車=フォルクスワーゲンの開発にこぎつける。そのための工場も立ち上がったが、やがて戦火が拡大し、工場は軍用車の生産に追われることになった。真の国民車は戦後になって初めて本格的に生産され、タイプT(ビートル)の名で世界中にリリースされる。現在のVWもメインは大衆車の生産。その姿勢を保ちつつ、"プレミアム"という新たな価値を創出している。
日本で最もポピュラーなVWのハッチバック
FF2BOXという画期的なパッケージングで登場したゴルフは、日本でも長期にわたって輸入車の大ヒットモデルの座を譲ることはなかった。5代目モデルでは、ゴルフらしいハッチバックデザインを踏襲しながらも、最新のデザイントレンドを反映したフロントグリルを採用。インテリア回りの機能的なデザインもゴルフの伝統だ。エンジンは1.6Lと2Lの直4の直噴仕様で、電子制御6速のティプトロニックATが組み合わされる。全車ともFFのみの設定で、基本的に右ハンドル車だが、一部のグレードでは左ハンドルも選べる。快適・安全装備が充実した点も見逃せない。(2004.6)
フォルクスワーゲン ゴルフのフルモデルチェンジ一覧
快適性を格段に向上させた最上級セダン
VWのアッパーミドルサルーンであるパサートは、FF方式の採用で実用性の高いセダンとして評価されてきたが、2006(H18)年4月に発売された3代目モデルではボディサイズを拡大して室内空間を広げるとともに、本革シートやウッドパネルの採用によって豪華で快適な室内空間を作り上げている。エンジンはいずれも直噴仕様で、2Lの直4はNAとターボの2機種、3.2LのV6のNAの3種類が用意される。2L車はFF方式を採用し、3.2L車は4MOTIONの4WDとなる。運転席パワーシートやクルーズコントロール、アルミホイール、ESPなどは全車に標準となる。(20064)
フォルクスワーゲン パサートのフルモデルチェンジ一覧
名車を現代風にアレンジ
ゴルフIVのプラットフォームをベースにアメリカでデザイン開発された。名車、初代ビートルをモチーフにしたというか、ビートルそのものともいえる外観デザインをまといながら、最新のメカニズムが取り入れられている。インテリアデザインも外観と同様に丸をテーマにまとめれらており、インパネには一輪挿しが装備されるなど、癒しの雰囲気に包まれている。搭載エンジンは2Lの直4で、4速ATと組み合わされる。駆動方式だけは初代と大きく異なりFFだ。安全装備はフルサイズエアバッグ、サイドエアバッグ、ABSなどが全車に標準で装備される。上級グレードのプラスにはレザーシートが標準となる。(1999.9)
フォルクスワーゲン ニュービートルのフルモデルチェンジ一覧