1993年10月~2001年12月生産モデル
総合評価
3.9点
グランドツーリングカー顔負けの高速安定性
ベルトーネ社による端正なエクステリアデザイン、伝統のロングホイールベースとハイドロニューマチックサス、そしてそこから生み出される秀逸な高速巡航性能など、エグザンティア(向こうではクサンティアと読む)には国際Dセグメントのライバルたちにはない魅力があふれている。1993年のジュネーブショーが正式デビューで、日本へは1994年から導入された。モデルラインナップは、これもシトロエンの伝統ともいえるハッチゲートの付いたセダンモデル(5ドア)に2Lの直4DOHCエンジンと3LのV6DOHCエンジンを搭載する。ワゴンモデルのブレークも後に追加された。サスペンションはハイドロニューマチックに加えて、より進化したハイドラクティブ2が初お目見え。より細やかな電子制御技術により路面状況や車両状態に応じた様々なサスセッティングを可能にしたのが特徴だ。エグザンティアの魅力は、グランドツーリングカー顔負けの高速安定性にある。あくまでフラットで心地よく、さらに直進性も抜群。長距離ドライブで最も疲れにくいクルマの一つと断言していい。(1993.10)
全長 ![]() 全高 ![]() 全幅 |
最高出力 | 120~190ps |
---|---|---|
燃費(10.15モード) | 8.5~9.0km/L | |
燃費(WLTCモード) | - | |
駆動方式 | FF | |
排気量 | 1998~2946cc | |
乗車定員 | 5名 |
2000年10月~2001年12月生産モデル
中古車平均価格77万円
特別装備のリミテッド・エディションが登場
50台限定の「リミテッド・エディション」が登場。グレーにダークブルーのパイピングを施した専用シート、専用ボディカラーのブルーレマンを含む6色のボディカラー、ボディ同色バンパーなどで化粧直しが行われた。こういった特別装備によるグレードアップを図りながらも、価格は据え置かれているのも特徴だった。(2000.10)
新車時価格 -万円
新車時価格(税抜) 264万円
新車時価格(税抜) 299万円
新車時価格(税抜) 389万円
新車時価格(税抜) 389万円
新車時価格(税抜) 419万円
新車時価格(税抜) 419万円
1998年10月~1999年9月生産モデル
中古車平均価格-万円
内外装ともに大幅に変更
3L V6エンジンを搭載した、V6エクスクルーシブが新たに登場。新フロントマスク、前後ボディ同色バンパー、クリスタルタイプのテールランプ、新ダッシュボード、ウッド調のトリムなど、内外装に大幅な変更が施された。10月には2リッターモデルもマイナーチェンジ。新開発直4DOHCエンジンを搭載、V6モデルと同様のフェイスリフトが行われ、サイドエアバッグなども追加された。(1998.6)
新車時価格(税抜) 299万円
新車時価格(税抜) 339万円
新車時価格(税抜) 389万円
新車時価格(税抜) 419万円
1997年1月~1998年9月生産モデル
中古車平均価格-万円
助手席エアバッグを標準装備
一部改良が行われ、リアガラス上部に装備されていたハッチバックのハイマウントストップランプは、ボディパネルに組み込まれた。運転席に加えて、助手席にもエアバッグを標準装備したことで、安全性能がさらに向上している。(1997.1)
新車時価格(税抜) 299万円
新車時価格(税抜) 339万円
新車時価格(税抜) 389万円
新車時価格(税抜) 419万円
1995年10月~1996年12月生産モデル
中古車平均価格65万円
安全性の向上
一部改良により、衝突時に燃料供給をカットするフューエルロッキングシステムを全グレードに採用した。これにより火災の危険性を最小限に抑えてくれる。「SX」、「V-SX」ともに、ホイール&タイヤサイズを14インチから15インチにインチアップしている。(1995.10)
1994年10月~1995年9月生産モデル
中古車平均価格-万円
安全性を向上
前方向からの衝突時に5G以上の力が加った場合、エアバッグが膨らむ前にシートベルトバックルを引き込むプリテンショナー機構付きフロントシートベルトを採用。さらに、4W-ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)を装着するなど、全車に安全性の向上が図られた。また、エンジン停止後、一定時間車高が下がらないようにする、コンスタントハイトシステム(車高低下遅延装置)も装備された。外観では、ボンネットフード上にあったエンブレムを、フロントグリル中央に移動している。(1994.10)
1993年10月~1994年9月生産モデル
中古車平均価格-万円
グランドツーリングカー顔負けの高速安定性
ベルトーネ社による端正なエクステリアデザイン、伝統のロングホイールベースとハイドロニューマチックサス、そしてそこから生み出される秀逸な高速巡航性能など、エグザンティア(向こうではクサンティアと読む)には国際Dセグメントのライバルたちにはない魅力があふれている。1993年のジュネーブショーが正式デビューで、日本へは1994年から導入された。モデルラインナップは、これもシトロエンの伝統ともいえるハッチゲートの付いたセダンモデル(5ドア)に2Lの直4DOHCエンジンと3LのV6DOHCエンジンを搭載する。ワゴンモデルのブレークも後に追加された。サスペンションはハイドロニューマチックに加えて、より進化したハイドラクティブ2が初お目見え。より細やかな電子制御技術により路面状況や車両状態に応じた様々なサスセッティングを可能にしたのが特徴だ。エグザンティアの魅力は、グランドツーリングカー顔負けの高速安定性にある。あくまでフラットで心地よく、さらに直進性も抜群。長距離ドライブで最も疲れにくいクルマの一つと断言していい。(1993.10)
3.9点
クチコミ件数9件
デザイン
4.0
走行性
3.6
居住性
4.2
運転のしやすさ
3.4
積載性
3.9
維持費
2.6
4
洗車機でしか洗った事もないのに塗装も悪くなることは無かった。輸入車の割には維持費はかからない。最近のドイツ車に乗り換えだが乗り心地の悪さには閉口する。やはり乗り心地は何物…
投稿日:2023/04/12
4
高速を飛ばす人向け?でも市街地も特に問題はない。 大きすぎず小さすぎずジャストサイズ。 C5以降とは全く違うデザインで、個人的にはクラッシックで好きです。 故障が難点だが…
投稿日:2017/09/13
3
車体が重いことも有り、平坦なところなら良いのだが、ちょっとでも勾配があると、とたんに加速が鈍る。乗り心地は良いのだが、遮音性能が低いため、高速道路で100キロ近くで巡航す…
投稿日:2014/02/06
1993年10月~2001年12月生産モデル
グランドツーリングカー顔負けの高速安定性
中古平均価格71万円
新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。