マツダは、1920年に設立された「東洋コルク工業」を前身とする自動車メーカー。一時期は経営難からフォードの傘下に収まっていたが、業績を回復させ、2015年にはフォードとの提携解消をした。その躍進を生んだのは「Be a driver.」というコンセプトだ。「人馬一体」を目標に掲げ、ペダル配置の最適化など人間中心の設計を追求。エンジンなど各部を全体最適化する「スカイアクティブ テクノロジー」によって爽快な走りを楽しめる。これらを導入し、2012年に発売されたSUVの「CX-5」は大ヒット。6?7人乗りSUVの「CX-8」やオープンカーの「ロードスター」など個性的な車種を揃え、独自のポジションを確立している。