ダイハツ工業は、1907年に内燃機関の製造・販売を目的に発足した「発動機製造」を起源とする自動車メーカー。1967年にトヨタと資本提携を結び、2016年に同社の子会社となった。グループ内では軽自動車を含む小型車の開発を担う。ラインナップの中心である軽自動車は“生活の足”であるため、「良品廉価」を徹底。近年では軽自動車からコンパクトカーまでの設計を共通化する開発手法「DNGA (Daihatsu New Global Architecture)」を用いて、製造工程の効率化と各種性能の向上を推し進めている。代表的な車種は軽トールワゴンの「ムーヴ」や、軽スーパーハイトワゴンの「タント」など。一方で、クルマ好きに向けて軽オープンカーの「コペン」を用意するなど、幅広いニーズに対応している。