プロ野球が好きすぎて選手の愛車を調べてみた。結果、最も選手に人気だったのは……

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2015/02/12

▲一流選手のステータスのひとつともいえる高級車。果たして野球選手に一番人気の車は……（写真は2013年ヤナセ・ジャイアンツ賞を受賞したときの巨人の村田修一選手）

Gクラス、ランクル、カイエン……プロ野球選手はSUVがお好き!?

編集部屈指のプロ野球好きなワタシ。毎年キャンプインの時期になると選手名鑑を読みあさったり、キャンプ地に行こうと画策したりしなかったり……。とにかく頭の中が「プロ野球モード」全開になってしまいます。もう、ペナントレース開幕まで待てないくらいに。

と同時に、自動車メディアに身を置いているワタシ。プロ野球の選手名鑑を読むと、選手たちが乗っている車がどうしても気になってしまいます。ワタシが子供の頃、スター選手のほとんどがベンツ車に乗っていたため、「ベンツ＝プロ野球選手の車」というイメージを持っているのですが……。

というわけで、プロ野球選手たちが実際にどのメーカーの車に乗っているか、「週刊ベースボール2015年2月21日増刊号　2015プロ野球全選手カラー写真名鑑」（ベースボール・マガジン社）を参考に集計してみました。

早速、集計を開始するとプロフィール内の愛車の欄に記載のある選手とない選手が。週刊ベースボールの編集部さんにお話を伺ってみると、「選手のプロフィールは自己申告制で、人によっては話さない選手もいるので……」とのこと。そのため、プロフィールが掲載されている全868選手中、愛車の欄に記載のあった全321選手を対象にし調べてみました。その結果は――

1位：ベンツ（54人／321人）
2位：トヨタ（53人／321人）
2位：レクサス（53人／321人）
4位：アウディ（23人／321人）
5位：ポルシェ（21人／321人）

1位は予想どおりにベンツ車でした。意外だったのは、同率2位のトヨタ＆レクサス車。ベンツ車との差はわずか1人と、僅差でした。トップ5の顔ぶれを見ると国産車かドイツ車のオンパレードというのも、興味深いところですね。

▲やはりというべきか、1位に輝いたのはベンツ車。大半の選手は車名の明記がなかったので正確ではありませんが、車名が書いてある中で確認するとGクラスが一番人気の様子。阪神のセットアッパー、福原忍投手などが所有しています

▲並み居る輸入車メーカーを押さえて、トヨタ車が同率2位に入りました。車名を見るとランドクルーザーやFJクルーザーなどの大型SUVが人気ですが、アルファードやエスティマといった大型ミニバンもお子さんのいる選手に好まれています。マニアックなところでは、巨人の大田泰示選手が米国トヨタのシエナを所有していました

▲レクサス車は中日のエース、吉見一起投手などトヨタ自動車野球部出身の選手が多く所有していました。また、中田翔選手（日本ハム）やT-岡田選手（オリックス）など比較的、関西の高校を卒業した選手が多かったです

▲4位のアウディ車は西武の正捕手、炭谷銀仁朗選手をはじめ、チームの要ともいえる選手に好まれる傾向が強いようです。明記されている車名を見るとQ5などのSUVが人気なようですが、A7などのセダンも好まれていました

▲2年前、WBC日本代表にも選ばれた糸井嘉男選手（オリックス）など、多くのスター選手が愛用しているポルシェ車。中でもカイエンは菊池雄星投手（西武）をはじめ、20代半ばの選手たちが所有していました。ちなみに、某ドキュメント番組で「カイエンに乗りたい」と発言して話題になった“ハンカチ王子”こと斎藤佑樹投手（日本ハム）は出身地である群馬県太田市に本社があるスバルのレガシィを所有しているようです