▲N-BOXと同じFFプラットフォームが使われる次期ホンダ 軽商用車。MR方式を採用する現行バモス、アクティよりも多少ノーズは長くなるだろう ▲N-BOXと同じFFプラットフォームが使われる次期ホンダ 軽商用車。MR方式を採用する現行バモス、アクティよりも多少ノーズは長くなるだろう

バモス/アクティに代わる新商用車はN-VAN

ホンダの新世代軽自動車として人気を博すNシリーズに第6のモデルが加わる。新たに加わるモデルは、なんと商用車。名前はずばりN-VANとなる公算が大きい。

2017年度に世代交代を果たす新型軽商用車は、基本コンポーネンツをNシリーズと共有する計画だ。つまり、ホンダの次世代軽商用バンは、FF方式に切り替わる。

長らく使われてきたMR方式に代わってエンジンがフロントノーズに移されるわけだが、商用バンは荷室を含めた室内寸法が命。当然、FF方式だとコンポーネンツにスペースが奪われてしまい不利だが、そこは「MM(マンマキシマムメカミニマム)思想」に基づいて克服されるだろう。

▲こちらは現行の商用車である3代目アクティ。軽自動車の規格変更に合わせ1999年に発売され、競合車と違って現規格に変わってから一度も世代交代していない ▲こちらは現行の商用車である3代目アクティ。軽自動車の規格変更に合わせ1999年に発売され、競合車と違って現規格に変わってから一度も世代交代していない

N-VANへの変更に合わせ、生産拠点も変更されるだろう。現行モデル(アクティ/バモス)は1985年から軽商用車の組み立てを請け負ってきた、グループ企業の八千代工業で生産されている。だが、Nシリーズのコンポーネンツを流用するとなれば、効率化を狙って他のNモデルと同じ工場に集約されることは想像に難くない。

つまり、八千代工業に別れを告げ、N-VANへの移行と同時に生産拠点は、ホンダ自社の三重県・鈴鹿製作所に移される。S660が生産車種に加わって明るい話題が増えたばかりの八千代工業にとっては痛手となりそうだ。ただ、アクティトラックは切り離されて独立するため、こちらは今後も八千代工業が引き続き担当する。

Nシリーズ第6弾となるN-VANは、2017年半ばに発表されると思われる。改良版エンジンや低速衝突被害軽減ブレーキといったニュースだけでなく、商用車に求められる優れた使い勝手も身に付けて現れる。軽自動車マーケットでますます勢力を強める今後のホンダから目が離せない。

※2015年6月30日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2017年5月
■全長×全幅×全高:3395×1475×1900(mm)
■搭載エンジン:660cc 直3

text/マガジンX編集部 photo/マガジンX編集部、ホンダ