▲5ドアハッチバックのボディ形態を保ったまま、SUVテイストを織り込むことが検討されている次期レクサス CT。車高が高めに設定される可能性もある。新開発のTNGAシャシーが用いられる ▲5ドアハッチバックのボディ形態を保ったまま、SUVテイストを織り込むことが検討されている次期レクサス CT。車高が高めに設定される可能性もある。新開発のTNGAシャシーが用いられる

流行りの“SUVテイスト”が加えられる

2011年デビューのレクサス CTがモデルチェンジに向けて動き出した。CTはレクサスのエントリーモデルを兼ねる5ドアハッチバックだが、次期型では流行りのSUVテイストも取り入れられるようだ。

文字にすると伝わりにくいかもしれないが、シトロエン DS4やメルセデス・ベンツ GLAを想像していただくと、わかりやすいだろう。ただし、極端に車高を上げたり、フェンダーアーチモールを装着したのでは、販売が好調なNXと競合してしまう。どの程度SUVの要素を融合させるか、デザイナーの力量が問われるところだ。

▲2011年1月に発表された、レクサス初のCセグメント2BOXハイブリッドがCTだ。プリウスとコンポーネンツを共有しているが、ロングルーフシルエットをまとって、スポーツワゴン風に仕上げられた ▲2011年1月に発表された、レクサス初のCセグメント2BOXハイブリッドがCTだ。プリウスとコンポーネントを共有しているが、ロングルーフシルエットをまとって、スポーツワゴン風に仕上げられた

次期モデルには、トヨタが進める新たな開発&生産思想のTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)が全面採用される。TNGAは、中長期的な視点で商品ラインナップを考え、複数の車種を同時に開発(グルーピング開発)することで効率を高めるというもの。

これに伴って、次期CTのホイールベースは、現行モデルより100mm伸びて2700mmとなる。また、コンポーネントを共有するプリウスとの差別化を強化するため、エンジン排気量は2Lに拡大され、パフォーマンスが高められる。

レクサスは立ち上げから26年、国内ではやっと開業から10年を迎えた。しかし、プレミアムブランドとしてはまだまだ若い。「台数は追わない」(当時の担当役員談)とは言うものの、メルセデス・ベンツやBMW、アウディなどの欧州ブランドは、積極的に車種バリエーションを増やして販売を伸ばしている。

これに対するレクサスは、ハイブリッドを含めた最新技術、おもてなしに次ぐ、「らしさ」を世界に広めていく必要があるだろう。次期CTは、そんなレクサスブランドに新風を吹き込むかもしれない。

※2015年7月28日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2017年11月
■全長×全幅×全高:4350×1780×1500(mm)
■搭載エンジン:2L 直4+モーター

text/マガジンX編集部 photo/マガジンX編集部、レクサス