▲記念すべき第1回目は、モータージャーナリスト矢田部明子が飼うミニチュア・ピンシャー! 名前はルシウス ▲記念すべき第1回目は、モータージャーナリスト矢田部明子が飼うミニチュア・ピンシャー! 名前はルシウス

犬が車になったら?

道ですれ違ったり、車から顔をのぞかせていたりかわいいわんちゃんたちを見かける機会ってたくさんありません? わんちゃんて性格も様々ですよね。どこにでも愛想を振りまきまくっている愛すべきわんちゃんや飼い主さんに忠実でスマートなわんちゃんなど……。犬種によっても性格や特徴って違いますよね。

今回は、そんなわんちゃん達の性格・性質を車に当てはめてみると、どんな車になるのか! 独断と偏見でわんちゃんを車に当てはめてみました。

果たして、どんなわんちゃんが登場するのか!?

記念すべき第1回目は私、矢田部明子の愛犬ミニチュア・ピンシャーのルシウス。

ミニチュア・ピンシャーといえば、元気で好奇心旺盛というイメージの方が多いのではないでしょうか? ドッグランでは、ピョンピョン跳ね回っている子をよく見かけます。

「ドーベルマンのちっちゃい版だ!」といわれることも多いですが、その歴史はドーベルマンより古いんです。ただ、アニメや実写版映画では、ドーベルマンの子分役として登場することが多いですが……(笑)

そんな、ミニチュア・ピンシャーの特徴を簡単に見てみましょう!

▲愛好家の間では「ミニピン」と略して呼ばれることが多いです! ミニピンを飼っている飼い主さんと話すと、やっぱりちょっといたずら好きなところがあるみたいです▲愛好家の間では「ミニピン」と略して呼ばれることが多いです! ミニピンを飼っている飼い主さんと話すと、やっぱりちょっといたずら好きなところがあるみたいです
▲オレの好きなタイプはふわふわのトイプードルちゃん。あのクルクルふわふわした毛がたまらんのだよ。散歩で合ったら猛ダッシュでアターック! 逃げられてもほえられても「諦めない気持ち」が大事▲オレの好きなタイプはふわふわのトイプードルちゃん。あのクルクルふわふわした毛がたまらんのだよ。散歩で合ったら猛ダッシュでアターック! 逃げられてもほえられても「諦めない気持ち」が大事

■ 身体的特徴
小型犬ですが、均整がとれたバランスのよい体形をしています。よく引き締まった筋肉質なボディが魅力的。光沢のある短い被毛の色は、ブラック・タン、チョコレート・タン、レッドの3種類で、尾は通常短く断尾されます。その被毛は短く、少々硬めですが手触りはじゅうたんを触っているかのようななめらかさ。ピンと立った耳も特徴です。愛玩犬として親しまれてきたトイグループの中では最も運動神経が高い犬種です。

■ 性格的特徴
性格は勇ましく、遊び好き。賢こく、誇り高さにあふれた犬種。しつけやすい方ですが、無駄ぼえしたり、わがままになるような甘やかしは厳禁です。


↑早く言ってよ。矢田部のルシウスは、もう手遅れです……(笑)

仲間意識が非常に強く、他人に対しては無愛想。侵入者にはほえかかりかみつこうとするため、番犬としては最適。

▲え? オレわがままなの!? Going My Wayなだけだよ~。気のせい気のせい▲え? オレわがままなの!? Going My Wayなだけだよ~。気のせい気のせい

これを踏まえると?



……



ホンダ S660

▲ホンダ S660。2015年に登場し、当時は納車待ちがかなりすごかったと話題の車▲ホンダ S660。2015年に登場し、当時は納車待ちがかなりすごかったと話題の車

【ミニチュア・ピンシャーがS660だと思うポイント】

●まずは、軽自動車(小型車)であること
●ボディ剛性がしっかりしていて、きびきびスポーティに走れる車
●同じタイプの、ひと回り大きな車(普通車)が存在すること


軽自動車でありながら、スポーティな走りを体感できるS660。

小さいけど、ワイルドな走りを見せてくれます。速く走るために空気抵抗を考え設計されたデザインは、スリムでスタイリッシュ。タイヤまわりのフェンダー部のムチムチ感も筋肉質なボディのミニチュア・ピンシャーにそっくり。

個人的には、キリッとした顔つきも似ていると思います。また、S660にはひと回り大きい、いわばドーベルマンのような車が存在するんです!

▲ホンダ S2000。S660を大きくした感じ、まるでドーベルマンのようですよね▲ホンダ S2000。S660を大きくした感じ、まるでドーベルマンのようですよね

兄弟車ではないのですが、S660をひと回り大きくしたようなこの車。S2000という車です。

1999年に誕生し、2009年まで発売されていました。エンジンが特徴的で、レーシングカーのようなエンジンを搭載していました。飼い慣らすではないですが、簡単に操るのは難しいとされていた車です。販売が終了してから約10年ですが、中古車平均価格は200万円程度と高値安定しています。

S2000はシュッとしていて紳士的に見えつつも走るとどう猛というところが、まさにドーベルマンみたいですよね。

▲ちなみにS660の中でも特に、2017年11月10日~2018年1月31日の期間限定受注で販売された、特別仕様車「#komorebi edition(コモレビ エディション)」ブラウン&ブラックはミニチュア・ピンシャーにそっくり▲ちなみにS660の中でも特に、2017年11月10日~2018年1月31日の期間限定受注で販売された、特別仕様車「#komorebi edition(コモレビ エディション)」ブラウン&ブラックはミニチュア・ピンシャーにそっくり

S660とS2000のボディカラーホワイトとシルバーを見ていただくと、まるでドーベルマンとミニチュア・ピンシャーの関係みたいじゃないですか?(笑)

街でS660を見かけるたび、愛犬ルシウスを思い出してしまいそう。

独断と偏見で犬を車に例えていますが、ぜひわんちゃんを飼っている方もそうでない方にも楽しんでいただけたら幸いです。

▲うん。確かにイケメンのオレと似ているイケ車だね。S660ってやつ▲うん。確かにイケメンのオレと似ているイケ車だね。S660ってやつ
text/矢田部明子
photo/ホンダ、編集部

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修復歴なし×3万㎞台まで×全国

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