日本の道路事情も考慮！ロングドライブに最適な車とは？
カテゴリー: 特選車
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2014/04/16
ロングツーリングに必要なのは「高速性能」だけではありません
2011年式以降のトゥーランはこの顔つき。それまでのモデルと比べて全長も少しだけ短くなっています。支払総額の目安は200万～300万円です
2007年3月から2010年末までのモデル。TSIエンジン搭載となったのもこの型からです。支払総額の目安は120万～160万です
2012年11月に登場したクロストゥーラン。ゴルフトゥーランをSUV風にしたモデルです。性能に大きな差はないので、気に入ったほうを選べばいいと思います
国産ミニバンと比べるとシートアレンジの容易さは少々劣るかも。でも、それを気にさせないだけの高い総合性能がゴルフトゥーランの魅力です
TSIエンジンとともに、DSGというツインクラッチ式のトランスミッションも、ゴルフトゥーランの走りの良さと好燃費を決定づけています
渋滞の中で初めてわかる「本当に大切なこと」
一概には言えませんが、中古車の契約から納車までの期間はだいたい1週間～3週間。GW（ゴールデンウィーク）の旅行に向けて車を新調したい場合、今この瞬間ならギリギリGW前に納車できる可能性が残っています。また、その次にやってくる夏季休暇に備えてロングドライブに最適な車を買っておきたい時期でもあります。
そんな車選びを行う際、あなたが重視するポイントは何ですか？
「ロングドライブに最適な車＝高速巡航性能が高い車」というのはそのとおりかもしれません。しかし、「ロングドライブに行きたいとき（行けるとき）は、結局どこも渋滞している」というのが、残念ながら現実です。そういった状況では「自慢の高速安定性！」や「高速コーナーでの確かなハンドリング！」というのは、活躍の場がさほどないのです。
事の善悪は別として、そうなると日本のロングツアラーに本当に求められる要素は以下のとおりでしょう。
1. 渋滞などで疲れたら配偶者などに運転を代わり、後席で横になって休める
2. 渋滞ばかりではないので、ハンドリングもある程度良好
3. 燃費が良い
「休憩性能」を考えればやっぱりミニバン
上記1に関しては、最近では「軽自動車のリアシートが一番広い」なんてこともあるようですが、軽自動車の場合は主に上記2、すなわち高速安定性の点で「ロングドライブに最適」とは言い難いでしょう。
となったとき、上記1～3を高いレベルでクリアする車のひとつは「VWゴルフトゥーラン／クロストゥーランのTSIエンジン搭載モデル」であることに気づきます。
ゴルフトゥーランというのは、VWゴルフの車台をベースに作られた3列シートミニバンで、クロストゥーランはそれをSUV風に仕立てたもの。仮に「大渋滞で疲れて眠くてしょうがない！」 となったときは、パッセンジャーに運転を交代してもらって2列目シートでゆったり休むことができます。このあたりが車内スペースに余裕があるミニバンの美点です。
しかし、シートアレンジに関しては両車よりも国産ミニバン勢のほうが上回っています。トゥーランの場合、セカンドシートをフルリクライニングさせるには、ちょっと面倒な事前準備が必要だからです。
シートアレンジの手間を補って余りある総合力！
ここで「ならば国産ミニバンのほうがいいじゃないか！ エスティマハイブリッドとかなら燃費もいいし！」という意見も出てくることでしょう。それはある意味おっしゃるとおりですが、問題は上記2、つまり「ハンドリング性能」です。
エスティマハイブリッドや売れ筋のヴォクシー、セレナあたりのハンドリングが悪いわけではありませんが、トゥーランと比べると正直差はあります。トゥーランの場合、「ハッチバックのゴルフとほとんど同じ感覚で高速コーナーや山坂道を走ることができる」と思っていただいて間違いありません。そんなミニバンはトゥーラン以外、なかなかないのが現実なのです。
そして搭載するTSIエンジンが、小排気量エンジンをターボとスーパーチャージャーでダブル加給し、大排気量並みのパワーと小排気量ゆえの好燃費を両立。それゆえ、燃費もミニバンとしてはまずまず良好です（2011年式TSIハイラインの10・15モード燃費は14.6km/L）。
そんな三拍子がそろったVWゴルフ トゥーラン／クロストゥーランの中古車が今、カーセンサーアフター保証対象車でも総額300万円以下で十分狙えます。ゴルフトゥーランなら2010年末以前のマイナーチェンジ前モデルの場合、総額200万円以下の物件もあります。近々家族でロングドライブの予定がある方、ぜひご注目ください。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額300万円を超える場合があります
