ヒロさん(神奈川県)
投稿日: 2013年2月18日
5点
【エクステリア】
この彫りの深い濃い顔付きは男臭いですが、前後のフェンダーラインや絞り込まれたヒップなど女性的な部位も持ち合わせています。この色気、でんぐり返しをしても日本人にはデザインできないでしょう。全長4350m×全幅1800mm×全高1460mm、ホイールベースは2635mmと「Cセグメント」では大柄です。しかし、見れば見るほど、その斬新なエクステリアに魅了されてしまいます。
【エンジン性能】
6500rpmからのレッドゾーンまでトルクの落ち込みがなく、スムーズに吹け上がり、「DNA」セレクターをダイナミックモードに設定すれば30.5kg-mから34.6kg-mにトルクを増大させます。最大トルクは、V6 3.2Lの最大出力250ps/6200rpm、最大トルク30.6kg-m/4800rpmを上回り、徹底してサウンドチューンを施された1.75Lエンジンが、硬質な快音を発し、胸のすく加速をレブリミットまで持続します。実は最高速度、加速性能も向上しているのです。このエンジンに対しての総評は“全てが洗練されながらも、十分速い”「アルファロメオ」はユーザーを裏切ったりしないのだけは、紛れもなく事実なのです。
【走行性能】
ZF製6MTの操作感は実にナチュラル。デュアルクラッチ全盛の輸入車勢ですが、日頃からMT車に乗る筆者には、シフトチェンジが何秒だの、切れ目がない加速だの・・・といった事よりも“ファンtoドライヴ”が優先項目となります。アルファロメオのようなクルマは運転を楽しむものなのだから・・・。クラッチは軽く、ミュートポイントも掴みやすい。リンケージされた後のつながりも実に滑らかで、ギクシャク感は皆無。小排気量エンジンにターボチャージャーとくれば、超微速域でのトルクが細いのが常ですが、2000rpm以下でも豊かなトルクを生み出すため、アイドリングから左足を浮かせても、エンストの気配すらない。
特になし
「アルファロメオ」創立100年という記念すべき年に送り出された渾身の力作「ジュリエッタ」は、色気、洗練、官能を秘めた素晴らしいクルマでした。
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