とりるさん(兵庫県)
投稿日: 2013年2月15日
4点
ミューの最大の魅力は、やはりその独特の雰囲気と言えます。当時のいすゞといえば、やはりビッグホーンなどに代表される、大型四輪駆動車が特に人気を誇っていた時代でしたが、
その中で登場した、大変スタイリッシュなデザインを持ったのが、このミューでした。
そのどくときのリアフォルムは、当時、多くのミューを街中で見るようになったことからも、人気の高さを知る事が出来ます。更に、ミューの素晴らしかった点が、搭載していた3.1リッターディーゼルエンジンでした。大変燃費が良く、ディーゼル特有の低回転からの力強いトルク感も相まって、走りの楽しい四輪駆動車、それが、このミューに対しての最初の印象でした。
燃費も、リッター当たり9㎞ほどは走ってくれたので、当時の経由の価格からいっても、大変リーズナブルな車と言えました。
いすゞらしい車ではあるのですが、やはり気になるのは静粛性。特に、高速道路などの高速走行時に於ける静音性は、お世辞にも良いとは言えませんでした。
ただ、それも含めてこの車の魅力だと思いますので、決して欠点ではなく、気にしてみれば少しひっかかるかな?程度のものです。
そして、四輪駆動車ですから仕方がないとはいえ、ガチガチに堅い足回りも、状況に依っては大変気になる点です。
ミューは、いすゞがチャレンジした、新しい四輪駆動車の形とも言えます。当時のいすゞは、大変デザインにも優れていました。質実剛健でありながら、どこか新しさやカジュアルさを忘れないそのデザインは、今の車にも決して引けをとることがない物だと言えます。
現在でも、もう一度ミュートして再販して欲しいと思えるほどの車です。
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