プロパイロット5525さん(千葉県)
投稿日: 2020年6月30日
4点
【装備の充実】
自動ブレーキシステムなどの安全装備の充実に加え、プロパイロット、オートホールド機能付きの殿堂パーキングブレーキ、ハイビームアシストなど便利な装備が充実している。
【ハンドリングがしっかりしている】
直進性が良く、素直なハンドリングで、多少オーバースピードでコーナーに入っても何事もなかったように回ってくれる。
【乗り心地が良い】
軽自動車にありがちなガタゴト感や段差を乗り越えた時もガツンという衝撃は皆無で、静粛性も高い。内張をはがすと裏側にマットが貼り付けててあった。
【室内の質感が高い】
一瞬これが軽自動車?と思えるほどインパネ周りのデザインに高級感がある。
【エンジンの回転がスムーズ】
エンジンを高回転まで回してもスムーズに気持ち良く回って不快感がない。
【CVT感が大きい】
停止状態から加速する際に、流れに付いて行こうとすると、3000~4000回転くらいまでエンジンが空回りするように回って車が加速しない。この車の前に10年前のCVTのワゴンRターボに乗っていたがこのようなことは皆無でアクセルを踏んだ分だけ加速していたので、この車が壊れているのかと思った。ある程度スピードが乗ってしまえば普通に加速するのだが。
【リヤシートが低い】
リヤシートの着座位置が低く太腿の裏側がシートから浮いてしまい体育座りのようになっていしまう。
【ハイブリッドの意味が分からない】
車体のあちこちにハイブリッドのエンブレムが貼り付けられているが、加速が良くなるわけでもないし、燃費が良くなるわけでもない。何を狙ってハイブリッドにしているのか意味不明である。
【リヤシートを畳んだ時の段差】
リヤシートを畳んだ時、ワゴンRのように座面が下がらないので荷室がフラットにならなくて不便。Nワゴンのようにボードを敷くなどひと工夫してほしかった。
【プロパイロット】
前車に追従して停止する際、初心者が運転する車に乗せられているようみたにカックンブレーキになる。もう一台所有しているゴルフのACCは大変上手に停止するので特にそう感じてしまうのかも知れないが。レーンキープ機能は高速道路並みに道幅が広くないと作動しない。特にはみ出し禁止のオレンジのラインが引かれた道路ではまず作動しない。
【パドルシフトがない】
他メーカーの同価格帯の軽自動車には大体パドルシフトが付いているが、この車にはない。長い下り坂で頻繁にフットブレーキを掛けなければならない。
【小物入れがない】
比較的大きな物を収納するスペースは多いが、小銭やUSBメモリ、SDカードなどの小物を収納するポケットがない。
軽自動車の枠にとらわれず、一台の車としてみ見て、先進的装備の充実やしっかりしたハンドリング、乗り心地の良さ、高い静粛性など車としての基本性能はかなり良いと思う。
しかし、軽自動車の枠で考えると、360㏄の時代から軽自動車を作り続けてきたメーカーに比べて一工夫足りない気がする。
最近は、軽自動車をファーストカーとして買う人が多くなってきたようだが、公共交通機関が発展していない地方では、セカンドカーやサードカーとして買い物の足として使われている。このような人たちはあまり車に興味がなく道具として軽自動車を所有している人が少なくない。このような人たちは車としての基本性能より、軽自動車としての利便性を求めると思う。デイズは普通車だけを作ってきた日産が初めて主導で作った軽自動車なので利便性という点で何か一工夫足りない気がする。
最後に、この車の燃費だが、約1000キロ走って19.8km/lだった。前に乗っていたH21年のワゴンRターボは17から18km/l、その前に乗っていたアルトターボRSが20,5km/lだったのでまあまあこんなものかなと思っている。
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