2台の『相棒』が大活躍してくれるから、オンもオフも楽しくって仕方ない!
2018/04/03
車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは、どんなクルマと、どんな時間を?
今を大切にしながらも、工夫を楽しんでいる大の車好き
今日は、奥様が長女の優月(ゆづき)ちゃん(9歳)を連れてお出かけ中。そのため、次女の月希(つき)ちゃん(4歳)、長男の汰月(たつき)くん(2歳)は、西川さんとお留守番だ。
家の中にいても飽きてしまうので、大好きなパパのエスティマで暇つぶし。
エンジンをかけると同時に、アニメのDVDがモニターに映し出される。
車内シアターは子供たちにとって週末の楽しいレジャーなのだ。
失礼ながら、西川さんの1台目の相棒、トヨタ エスティマからは “我”を感じることはできない。なぜかというと、西川さんは大の車好きだからだ。
そのすさまじい遍歴は18歳の時に10万円で手に入れた中古のホンダ アコードから始まる。
初めて手に入れたマイカーはオンボロだったが、「車ってすごい! どこまででも行けるぞ!」という気持ちにさせてくれた。
ここから大好きなVIP系セダンを中心に様々な車を中古車で乗り継いできたわけだが、なんと今所有する車で31台目なのだそうだ。
西川さんはその時の状況や気分に合わせて賢く車を買い替えて行く、尊敬すべき“中古車フリーク”だ。
結婚して子供が生まれてからは、ミニバン一筋。
通勤に使う2台目の相棒くらい車好きとしての“我”を通しても良いと思うのだが、その車もVIP系セダンではなく、マツダのスクラムという軽バンをセレクトしている。
なぜ軽バンかというと、玄関前にある自宅ガレージで子供たちとBBQを楽しむために、車で小部屋を用意したかったからだそう。どれだけ家族思いなのだろうか。
とはいえ、スクラムは中古のエアロパーツをDIYし、大好きな音楽を迫力ある音で聴くために低音再生用の大型ウーファーを後付けするなど、“我”がチラリと見えたりするのだが。
西川さんは、この2台の『相棒』で、オンとオフのバランスを上手に取っている。
エスティマは家族との充実した時間を過ごす「移動する居間」として、スクラムは往復40分間の通勤で「1人の時間を存分に楽しむマイルーム」として大活躍している。
どんなクルマと、どんな時間を?
トヨタ エスティマ(2代目)と毎週末の幸せな時間を。
2代目のエスティマは、前面衝突時などの安全性と広い室内を確保するためにエンジンをフロント部に置くFFのレイアウトを採用。またエンジンも2.4Lの直4に加えて3LのV6を追加。また40mm拡大されたホイールベースによって、居住空間の拡大も実現した。7人乗りと8人乗りが設定されるのは初代同様だが、リアドアがイージークローザー付き両側スライドドアに変更。助手席側にはパワーアシスト自動開閉ドアが用意される。
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